みんがくは2025年12月18日、教育プラットフォーム「スクールAI」において、商業高校の学びに特化したアプリ第3弾を公開したことを発表した。このシリーズは、スクールAI上で利用可能なアプリから学校現場で即活用できるものを厳選して紹介する取組み。
第3弾では商業教育に求められる実践的なビジネススキル育成や探究的学び、就職準備を一体的に支援するアプリ群を展開する。生成AIが学びのプロセスに寄り添い、商業高校における「考える力」「伝える力」「実社会とつながる学び」を重視しながら、学習活動を支援する。
おもなお勧めアプリには、商業高校生の学びと研究を個別に支援する伴走型コーチの「探究・計画パートナー」、簿記学習者がいつでも仕訳練習できる「仕訳問題練習」、高校生が地域や学校を舞台に商品づくりを学べる「商品開発アドバイザー(お試し版あり)」、求人票や企業情報を分析し企業別面接練習ができる「就職サポート面接練習」がある。
これらのアプリは、探究活動、商品開発、簿記の反復練習、就職面接対策など商業高校固有の学習場面に対応し、授業・実習・就職指導の現場でそのまま活用できる設計となっている。考える→試す→振り返る実践的な学びを通じて、商業高校生が「考える・作る・伝える」力を実務に近い形で身に付けることを支援する。
久留米市立久留米商業高等学校の先生は「このアプリは、商業教育における『商品開発の実践的学び』を支える有効なツールです。生徒が自分の発想を客観的に評価しながらブラッシュアップできる環境を提供することで、より創造的な学びが促進されると考えます」とコメントしている。
「スクールAI」は商業高校向けに続き、小学校・中学校・高校向けアプリを順次公開予定。児童生徒の主体的な学び促進と教員の校務・指導負担軽減を両立させる教育支援として全国の学校現場に提供する。
プラットフォームは先生が開発したアプリをすぐに使え、自分でも作成可能。文部科学省ガイドラインに準拠しMicrosoft Azure環境を基盤としプライバシー保護にも配慮。英作文や英会話、小論文対策など多彩な学習アプリを備えている。
みんがくは「次世代の教育のスタンダードを創る」をビジョンに掲げ、2021年に法人化。EdTechを軸に教育サービス開発、教育機関向けコンサルティング・研修、教育メディア運営など幅広く展開している。2025年1月にはさらなる開発推進と全国展開に向け、サクシードとの資本提携を発表している。









