
子供の近視、文科省が調査に着手…目の健康対策に反映
1人1台端末環境下での学びが始まる中、文部科学省は2021年度、全国の学校で近視について9,000人規模の調査を初めて実施する。子供の視力は近年低下傾向にあり、学校のICT化やタブレット使用でさらに悪化することがないよう、調査結果などを踏まえて取組みを進めたい考え。

採用と大学教育の未来に関する産学協議会、2020年度報告書公表
日本経済団体連合会(経団連)と国公私立大学の代表者で構成される「採用と大学教育の未来に関する産学協議会」は2021年4月19日、2020年度報告書「ポスト・コロナを見据えた新たな大学教育と産学連携の推進」を公表した。

市原市×ライフイズテック、DX人財育成モデル構築に向け連携
市原市と市原市教育委員会、ライフイズテックは2021年4月20日、「市原版 DX人財育成モデル」の構築に向けた連携協定を締結した。義務教育課程を含め、幅広い年代を見据えたDX人財育成モデルの構築に係る3者連携は、全国でも初めての取組みとなる。

小金井市×学芸大×NTT Comが連携協定…ICT活用を支援
東京都小金井市と東京学芸大学、NTTコミュニケーションズ(以下「NTT Com」)は2021年4月20日、「GIGAスクール構想による個別最適化された深い学び等の実現に関する連携協定」を締結した。

地域一斉の臨時休校「慎重に判断すべき」文科大臣
地域一斉の臨時休校について、文部科学省の萩生田光一大臣は2021年4月20日、「真に必要な場合に限定し、慎重に判断すべき」との考えを示した。学びの保障や子供たちの心身への影響、子供をもつ医療従事者が仕事を休まざるを得なくなることも考慮する必要があるとした。

高校生のインターネット・リテラシー、正答率は過去5年比で最高
総務省は2021年4月20日、「2020年度青少年のインターネット・リテラシー指標等に係る調査結果」を公表した。高校生の正答率は、過去5年比でもっとも高い72.0%で、男女別では女子のほうが正答率が高かった。

JASSO「全国キャリア教育・就職ガイダンス」6/30配信開始
日本学生支援機構(JASSO)は2021年6月30日、2021年度「全国キャリア教育・就職ガイダンス」の配信を開始する。対象は大学等の役員および部局の長、教員、企業・団体の人事採用担当者、都道府県の就職支援等担当者等。申込みは4月26日~5月28日。

千葉県「まん延防止」期間の県立学校の対応…浦安・市川等対象
千葉県教育委員会は2021年4月20日、各県立学校、各市町村教育委員会へまん延防止等重点措置の適用に伴う県立学校の対応について通知した。県内の対象区域では、4月20日から5月11日まで必要な措置を講じる。

共通テスト継続困難・端末利用時の健康への配慮…先週の教育業界ニュースまとめ読み
先週(2021年4月12日~4月16日)に公開された記事や報道発表から、教育業界の動向を振り返る。大学入学共通テストの継続困難、大阪府が部活休止要請、GIGAスクール構想にあたり子供の健康への配慮などのニュースがあった。

試験免除の新たな教員採用制度、2022年度導入…福岡市
福岡市は、2022年度(令和4年度)福岡市立学校教員採用候補者選考試験から、筆記試験や面接を課さない新たな採用試験制度を導入する。九州大学など、近隣15校の国公私立大学と連携して、教育実習評価と大学推薦のみで採否を決定する。

卒業生の就職支援、コロナ禍踏まえ留意事項を通知…文科省
新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、文部科学省は2021年3月22日、進路未決定卒業者等への切れ目ない支援の実施について、都道府県教育委員会や学校設置者に通知した。新卒者等の就職指導や進路指導を行うにあたっての留意事項をまとめ、周知を呼びかけている。

性暴力対策「生命の安全教育」教材・指導の手引き公表
文部科学省は2021年4月16日、子供を性暴力の当事者にしないための「生命(いのち)の安全教育」の教材と指導の手引きを公表した。教材では、発達段階に応じたねらいや表現で、自分や相手の体を大切すること、性暴力の被害に遭ったときの対応などを伝えている。

文科省、大学教育など基礎資料「諸外国の高等教育」刊行
文部科学省は2021年4月9日、「諸外国の高等教育」を明石書店より刊行した。アメリカ合衆国、イギリス、フランス、ドイツなど主要国の高等教育制度をまとめている。価格は4,200円(税別)。

大学入試のあり方に関する検討会議4/20ライブ配信、文科省
文部科学省は2021年4月20日、第25回「大学入試のあり方に関する検討会議」を開催する。議題は2021年度大学入学共通テストなど。傍聴者なしのWeb会議による開催とし、会議の模様は「YouTube」文部科学省会議専用チャンネルよりライブ配信する。

共通テスト、手数料の値上げ分「学生に転嫁やめて」
大学入試センターが大学入学共通テストを利用する大学への成績提供手数料の値上げを検討していることを受け、文部科学省の萩生田光一大臣は2021年4月13日、「学生に転嫁するのはやめてもらいたい」と語った。成績提供手数料の値上げ分を受験料に上乗せしないよう強調した。

文科省、水泳授業における感染症対策の徹底を呼び掛け
文部科学省とスポーツ庁は2021年4月9日、学校の水泳授業(幼稚園におけるプール活動を含む)における感染症対策について事務連絡を発出。地域の感染状況を踏まえ、密集・密接の場面を避けるなど対策を講じたうえで、水泳授業の実施について検討するよう呼び掛けた。