東京都立国際高等学校は2022年2月4日、東京都会計年度任用職員(国際バカロレアコース特別講師教員)を募集することを発表した。同校は、海外大学への進学資格が取得できる国際バカロレアのディプロマプログラムの実施校。書類選考の応募締切は2月18日。 東京都立国際高等学校は都立高等学校初の国際学科高校として1989年4月に創立。国際社会の中で、困難な課題に立ち向かうチャレンジ精神や行動力、高い志、使命感を持ち、広く社会に貢献できる人材の育成を使命としている。 2016年5月に国際バカロレアのディプロマプログラム実施校として認定され、2017年4月よりディプロマプログラムを実施している。国際バカロレアコースは、2、3年次にディプロマプログラムを集中的に学ぶことで、日本の高等学校の卒業と国際バカロレアのフルディプロマを取得する、ダブルディプロマの取得が可能なカリキュラムとなっている。各学年の定員は25名。 今回募集しているのは、国際バカロレアコースの特別専門講師。単年度ごとの任用となり、国語(言語文化、現代の国語)、ディプロマ科目(Japanese A、B)を担当する。 書類選考の応募締切は2月18日。履歴書と必要な資格が確認できる書類を電子メールで提出する。書類選考後、模擬授業を含む面接を行う。◆東京都立国際高等学校IBコース教員募集職種:東京都会計年度任用職員(国際バカロレアコース特別専門講師)※単年度ごとの任用教科・科目:国語(言語文化・現代の国語)および ディプロマ科目(Japanese A・B)勤務日:週5日(月曜日から金曜日)勤務開始日:2022年4月1日有給休暇等:年次休暇、慶弔休暇等必要な資格等:以下の(1)または(2)に該当する者。但し(3)の1から3までのいずれかに該当する場合を除く。(1)日本文学の指導に当たる者1 学士以上の学位を有していること。2 現在有効の高等学校の国語の教育職員免許状を有していること、または国際バカロレア認定校において日本文学の指導経験があること。3 日本の内外を問わず、高等学校または高等教育機関での指導経験があること。4 日本語を第一言語とする者であること。5 日本文学に対する十分な理解があり、古典(古文・漢文)の指導が可能であること。6 国際バカロレアのディプロマ・プログラムに関する十分な知識を有すること、または強い関心と学ぶ姿勢があること。(2)日本語の指導に当たる者1 学士以上の学位を有していること2 日本語指導に関して、大学・大学院で日本語教育を専攻若しくは副専攻、または「日本語教育能力検定試験」合格、または「日本語教師養成講座」420時間の修了の資格を有すること。3 現在有効の高等学校の国語の教育職員免許状を有していること、またはそれに準じた資格を有すること。4 日本語を第一言語とする者であること。5 日本の内外を問わず、職務として日本語の指導経験が3年以上あること。6 日本文化、日本文学に対する十分な理解があること。7 国際バカロレアのディプロマ・プログラムに関する十分な知識を有すること、または強い関心と学ぶ姿勢があること。8 国際バカロレア認定校において日本語指導経験があることが望ましい。(3)1 禁錮以上の刑に処せられた者2 都及び区市町村において、懲戒免職の処分を受け、当該処分の日から2年を経過しない者3 日本国憲法施行の日以後において、日本国憲法またはその下に成立した政府を暴力で破壊することを主張する政党その他の団体を結成し、またはこれに加入した者