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奈良県の教員採用、大学推薦選考を新設…1次筆記試験を免除

 奈良県教育委員会は、2027年度奈良県公立学校教員採用候補者選考試験において、新たに大学等推薦選考を実施すると発表した。一般選考で募集するすべての校種・教科で実施し、推薦対象者は1次試験の筆記試験を免除する。1次試験は6月13日に筆記試験、14日に実技試験が行われる。

教育行政 教育委員会
令和9年度 奈良県公立学校教員採用候補者選考試験について
  • 令和9年度 奈良県公立学校教員採用候補者選考試験について
  • 「大学等推薦選考」対象者の決定に関する要項(一部)

 奈良県教育委員会は2026年2月26日、2027年度(令和9年度)奈良県公立学校教員採用候補者選考試験において、新たに大学等推薦選考を実施するとし、実施要項を発表した。一般選考で募集するすべての校種・教科で実施し、推薦対象者は1次試験の筆記試験を免除する。1次試験は2026年6月13日に筆記試験、14日に実技試験が行われる。

 新たに導入する大学等推薦選考は、大学や大学院、教職大学院の学長などの推薦を受けた学生を対象とする選考区分。奈良県公立学校教員を第1志望とし、学業成績が優秀で教員としての資質・能力を備えた学生などを大学が推薦する仕組みで、すべての要件を満たした推薦対象者は教員採用試験の1次試験(筆記)が免除される。対象となる校種・教科は一般選考と同じで、各大学等につき推薦できる人数は、小学校5名、中学校2名(音楽・美術・技術・家庭は上限なし)、高等学校2名(家庭・農業・工業・商業・情報は上限なし)、特別支援学校2名と定めている。

 推薦の対象となる学生は、2027年3月31日までに大学等を卒業・修了見込みで、受験区分の教員免許状を取得見込みであることなどが条件。取得単位の評価のうち「良」以上が8割以上かつ「優」以上が5割以上であるなど、学業成績に関する基準も設けている。提出書類は大学等が取りまとめて教育委員会へ提出するが、採用試験への出願は志願者本人が行う必要がある。

 試験日程は、1次試験が2026年6月13日に筆記試験、14日に実技試験を実施。2次試験は7月18日・19日に集団面接、8月6日~10日および12日~14日に個人面接を行う予定。大学等推薦選考を含め、2027年度試験の詳細については3月26日に発表予定の「受験案内」で確認のこと。募集する校種・教科等も受験案内で公表予定。採用予定数などは4月以降に県の教職員課Webサイトに掲載する予定としている。

《畑山望》

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