教育業界ニュース
文部科学省は2023年5月26日より、日本学術研究会(JSPS)において「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業」の公募を開始したと発表した。公募締切は7月26日。申請予定の国公私立大学は、6月20日~26日正午の期間に「申請意思表明書」をメールで提出する。
スタディプラスは、2022年度の経済産業省「未来の教室」実証事業の成果報告レポートを公表した。テーマは「教育データ利活用」で、学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」を通じて、スタディログの一元化および利活用に関する調査・検証を実施したという。
Google for Educationは2023年7月8日、函館国際ホテルにて「全国GIGA利活用推進キャラバン2023~3年目以降の活用推進に向けた実践紹介とこれからの教員の働き方について考える全国キャラバン@函館~」を開催する。参加費無料。1次締切は6月27日午後5時。
先週(2023年5月22日~26日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。中学校35人学級導入への提言、教員の処遇改善策を中教審に諮問等のニュースがあった。また、5月31日以降に開催されるイベントを11件紹介する。
クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまな相談に対応する際のポイントを聞いた。第132回のテーマは「授業が理解できないので、補習をしてほしい」。
ICT CONNECT21は2023年6月14日、第4期・第7回水曜サロン「教育データを活用した生徒の『主体的な学び』を促進する挑戦」をオンライン開催する。参加無料、事前申込制。
埼玉県教育委員会は2023年5月24日、2023年度埼玉県学力・学習状況調査の実施状況について発表した。2024年度の全面移行に向け、調査校のうち36市町村と県立中学校1校は、タブレット端末等を使用したCBT調査として実施した。個人結果票の返却は、8月以降を予定している。
TACは2023年6月16日から9月30日まで、教員採用試験を受験する人を対象としたWeb通信講座「教育時事 演習講座」を開講する。内容は事前演習20問、講義2.5時間。受講料は教材費込みで通常5,000円(税込)、本科生2,500円(税込)。
グルーバンクロフト基金は2023年7月1日、国際文化会館(東京都港区)において、女性の社会的地位向上を目指すリーダーを育てるための奨学金「大山捨松スカラシップ」の創設を記念し、発起人らとの交流会を開催する。参加無料。教職員にもぜひ参加してほしいとしている。
千葉県教育委員会は2023年5月19日、児童生徒が周囲の雰囲気等でマスクを外せない状況が生じないようにするため、教職員が率先してマスクを外すことも必要とする通知を出した。学校生活全般にわたり、原則としてマスク着用は不要との考えも明示している。
国立大学法人10大学の理学部は2023年5月25日、ジェンダーバランスの課題に取り組むことを宣言し、声明を発表した。女子学生の比率が著しく低い状況を是正し、属性に関わらず学びを進められる環境を目指す。新たに理学の魅力を伝えるWebサイト「理学ナビ」も立ち上げた。
東京都教育委員会は2023年5月24日、都立特別支援学校の学校介護職員 (会計年度任用職員)の欠員募集を公表した。採用予定者数は若干名。申込締切は6月6日(必着)。
iTeachers TVは2023年5月24日、洗足学園小学校の宮田好展先生による教育ICT実践プレゼンテーション「ICT×新たな挑戦」を公開した。ICTを活用した教職員と児童の挑戦について、実例や成果を紹介する。
デロイトトーマツウェルビーイング財団(DTWB)は2023年5月24日、KUMONの協力のもと「子どもを未来につなげる奨学助成プログラム」を開始した。困難を抱える子供がより良く生きるための活動を支援する、こども食堂や無料塾等を公募する。申込みは6月30日まで。
保育・教育専門の商談見本市「保育博ウエスト2023」が2023年7月19日・20日の2日間、マイドームおおさかで開催される。約75社の展示の他、遊び、食育、応急対応等の実践的なワークショップやセミナーを実施する。入場無料、事前登録制。
文部科学省は2023年5月23日、老朽化が進む学校施設の改修等を行う際に、ボトルネックとなる技術的な課題に対応する「学校施設の教育環境向上を図る改修等に関する課題解決事例集」を公開した。