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徳島県、教員採用試験の志願者1,074人…1次審査7/20

 徳島県は、2025年度(令和7年度)公立学校教員採用候補者選考審査の志願者数をこのほど公表した。小中学校の採用予定人数168人程度に対し志願者数は593人。高等学校・特別支援学校の採用予定人数66人に対し、志願者数は350人。第1次審査の筆記審査は7月20日に実施する。

教育行政 教育委員会
2025年度(令和7年度)徳島県公立学校教員採用候補者選考審査 志願者数
  • 2025年度(令和7年度)徳島県公立学校教員採用候補者選考審査 志願者数
  • 教員採用案内パンフレット(一部)
  • 2025年度の変更点など

 徳島県は、2025年度(令和7年度)公立学校教員採用候補者選考審査の志願者数をこのほど公表した。小中学校の採用予定人数168人程度に対し志願者数は593人。高等学校・特別支援学校の採用予定人数66人に対し、志願者数は350人。第1次審査の筆記審査は7月20日に実施する。

 徳島県教育委員会は、2025年度(令和7年度)徳島県公立学校教員採用候補者選考審査の願書を5月9日~27日に受け付けた。選考審査要項によると、小学校・中学校教諭の採用予定人数168人程度に対し、志願者数は593人。内訳は小学校の志願者数は332人、中学校の志願者数は261人。

 高等学校・特別支援学校(小学部、中・高等部)の採用予定人数66人程度に対し、志願者数は350人。内訳は高等学校の志願者数は312人、特別支援学校の志願者数は38人。そのほか、小・中学校の栄養教諭、小・中・高・特別支援学校の養護教諭、身体に障がいのある者を対象とした選考の志願者数を合わせた公立学校教員採用候補者選考審査の志願者数は1,074人となった。

 2025年度の採用審査から、小学校教諭選考における英語力の評価方法の重点化を図る。これまで、第2次審査で行なっている模擬授業(2024年度の教科は算数)とは別に、英語の実技審査を課していたが、2025年度からは、第2次審査の模擬授業の教科を外国語(英語)とし、英語の実技審査は取りやめる。

 また、秋選考(UIJ特別選考)では、他自治体で勤務する現職教員で、U・I・Jターンの希望者を対象とした選考を拡充。従来の募集区分である小学校教諭(一般枠・特定地域枠)、特別支援学校教諭(一般枠)に加え、中学校教諭(一般枠・特定地域枠)、高等学校教諭(一般枠)も募集する。また、審査会場も徳島会場に加え、東京・大阪の2会場を追加。それに伴い、審査日は10月下旬から、10中旬~11月上旬と会場ごとに別日を設定して行う。詳細は、8月にUIJ特別選考要項を公表予定。

 今後の選考審査の日程は、第1次試験(筆記審査)を7月20日、第1次実技審査(音・美・体・書)を7月21日に実施。第2次審査(個人面接・模擬授業)は8月16日~23日に実施し、審査結果の通知は9月18日に行う。

《田中志実》

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