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群馬県の教員採用、1,679人志願…106人減

 群馬県教育委員会は2024年6月26日、2025年度(令和7年度)採用の公立学校教員採用試験応募状況を公表した。志願者は全体で1,679人、志願倍率は前年度比0.4ポイント減の3.2倍。第1次選考試験は7月7日に実施する。

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令和7年度(2025年度)採用 公立学校教員選考試験応募状況について
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  • 令和7年度(2025年度)採用 公立学校教員選考の変更点

 群馬県教育委員会は2024年6月26日、2025年度(令和7年度)採用の公立学校教員採用試験応募状況を公表した。志願者は全体で1,679人、志願倍率は前年度比0.4ポイント減の3.2倍。第1次選考試験は7月7日に実施する。

 2025年度採用群馬県公立学校教員選考試験は、4月18日から5月17日まで出願を受け付けた。採用予定数520人(前年度比27人増)に対し、志願者数は前年度比106人減の1,679人。志願倍率は前年度比0.4ポイント減の3.2倍となった。

 校種別の志願倍率は、小学校と中学校が2.7倍(前年度比0.4ポイント減)、高等学校が4.8倍(同1.1ポイント減)、特別支援学校が2.9倍(同0.4ポイント減)、養護教諭が6.1倍(同0.8ポイント増)。

 2024年度の小学校教員・中学校教員、高等学校教員、特別支援学校教員の採用予定数が493名であったのに対し、2025年度は520人と27人増としたが、応募者数は前年より106人減少した。内訳をみると、中学校が前年度比61人減、高等学校が31人減となっている。

 また、2025年度から採用選考を見直し、大学3年生等対象選考を新たに実施。応募者数は270人にのぼった。また、特別選考の出願条件を見直し、臨時的任用教員特別選考の出願条件を24か月から「12か月以上の勤務経験」に変更。臨時的任用教員等経験者の応募は前年度比90人増の698人となっている。

 第1次選考試験日は7月7日、第2次選考試験は8月中旬から9月上旬にかけて校種ごとに順次実施する。第2次選考の合格発表は10月4日。

《田中志実》

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