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岩手県、教員採用試験に905人志願…うち臨時教員経験者324人

 岩手県教育委員会は2024年6月27日、2025年度(令和7年度)公立学校教員採用候補者選考試験の申込状況を公表した。小中学校、高校、支援学校などに昨年度より78人減の計905人が志願。志願者のうち、臨時職員経験者が対象の一般選考Cに324人が応募している。

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令和7年度岩手県公立学校教員採用候補者選考試験の申込状況
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  • 令和7年度岩手県公立学校教員採用候補者選考試験

 岩手県教育委員会は2024年6月27日、2025年度(令和7年度)公立学校教員採用候補者選考試験の申込状況を公表した。小中学校、高校、支援学校などに昨年度より78人減の計905人が志願。志願者のうち、臨時職員経験者が対象の一般選考Cに324人が応募している。

 2025年度公立学校教員採用候補者選考試験は、4月18日より申請を受け付け、5月15日に締め切った。発表された志願状況によると、小・中学校教諭はあわせて220人程度採用予定のところ志願者は506人。倍率は2.3倍程度になると予想される。

 高等学校教諭と特別支援学校教諭は、あわせて80名程度採用予定のところ、志願者は高等学校教諭242人、特別支援学校66人の計308人。養護教諭は20人程度採用予定のところ志願者91人だった。

 全体の志願者905人のうち県内出身者は733人で、81.0%を占めた。新卒者は342人(37.8%)、既卒者は563人(62.2%)で、既卒者のうち50歳以上の申込者は48人(全体の5.3%)だった。また、志願者のうち岩手県現職教員を対象とした一般選考Aに3人、他道府県現職教員の一般選考Bに21人、臨時的任用教職員経験者が対象の一般選考Cに324人が志願している。

 今後、7月13日に第1次選考を実施し、第2次選考を8月中旬~9月中旬(面接など)、8月31日(実技)に行う。なお、第1次試験では、一般選考Aで教職専門・論文試験、一般選考Bで教職専門・論文試験、一般選考Cで教職専門試験が免除される。最終合格者発表は9月27日。

《木村 薫》

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