教育業界ニュース
LINEみらい財団は2021年3月4日、災害時の情報との付き合い方やデマの見極め方を学ぶための教材「情報防災訓練」を開発し、公開したと発表した。教材は誰でも無償でダウンロードが可能。全国の小中学校に向けて教材を活用したオンラインでの出前授業も実施する。
金沢工業大学工学部情報工学科とDMM.com、FAPは、2020年度に「教育用ドローンを用いた教材開発」と「VRゲームコントローラーを題材としたプログラミング教材の開発」を行ったと発表した。3月18日・19日の「情報処理学会第83回全国大会」でも成果発表を行う。
アドビは2021年3月1日、インテルと共同で、公立中高一貫校において高校生の創造性の育成と発揮を支援する「メディアラボ」を東京都立三鷹中等教育学校に開設し、実証研究を開始した。高校における動画制作など、デジタルクリエイティブ教育の重要性を発信していく。
経済産業省は「STEAMライブラリーVer.1」をオンライン・ライブラリーとして開発し、2021年3月1日より無償一般公開した。探究的・教科横断的な学びを始めるきっかけとなる63テーマの動画・資料群があり、SDGsの17項目にも紐付けられている。
インターネットサービス事業を展開するコーディルテクノロジーは2021年2月26日、メールをLINEに転送するLINE公式アカウント「メール転送」の提供を開始した。子どもの学校や塾から届くメールをLINEで確認できる。
キッズデザイン協議会は2021年2月16日、「第15回キッズデザイン賞」の応募要項をWebサイトで公開した。キッズデザイン賞への応募は3月1日から5月14日まで受け付ける。今回は「BEYOND COVID-19特別賞」を新設。子どもが元気に生き抜く力をサポートする作品を顕彰する。
コドモンは2021年2月16日、子ども施設向けICTシステム「CoDMON」の有償利用での導入施設数が2月12日に7,300施設を超えたことを公表した。奈良県・神奈川県・三重県においては県内導入率約40%、自治体については全国100か所以上で導入および実証実験の導入が決定している。
すららネットは2021年2月16日より、AI×アダプティブ教材「すらら」に、英語の発音を判定しフィードバックする「スピーキングAI」の搭載を開始した。英語4技能を学習できるコンテンツに進化する。
三菱電機はCO2センサーを搭載した「学校用ロスナイ天吊露出形」2機種を2021年4月20日に発売。室内空気質の評価に用いられるCO2濃度を検知して、換気風量を自動で切り替えることで効果的な換気を実現し、教室内の空気質の改善に貢献する。
ウェブレッジは2021年2月10日、GIGAスクール構想に則した教育コンテンツ開発向けのシステム検証サービス「GIGAスクール検証パッケージ」の提供を開始した。サービスのリリース前に、実際の教室を想定した環境下で動作確認や使いやすさなどが評価できる。
ベネッセコーポレーションの幼児の教育・成長支援ブランド「こどもちゃれんじ」は、子どもの小さな成長を見つけて伸ばす「1日1ほめセット」を幼稚園・保育園に無償提供する。園からの申込受付期間は2月19日まで。
ベネッセコーポレーションは2021年2月9日、福井県庁職員向けDX人材研修プログラムとして、オンライン動画学習サービス「Udemy for Business」のサービス提供を開始したと発表した。行政機関における研修プログラムへの「Udemy for Business」採用は初めて。
アマゾンなどのWeb書店で手に入れることができる絵本「ぼく、わたしのトリセツ」が人気だという。この絵本の出版の経緯や、この本に込めた思いを、作者の松下氏に聞いた。
藤田医科大学は2021年1月27日、医学部微生物学講座・感染症科のWebサイトおよびFacebookにおいて、子ども向け説明スライド「コロナウイルスってなんだろう?2021年度版」を公開した。流行から1年前経って分かってきたことを加えた最新版で、誰でも無料で利用可能。
高校生の進学をサポートするライフマップは、大学・専門学校に向けてLINEを使った進学相談ツール「L Tracker」をリリースする。コロナ禍で進学に悩む高校生とLINEを使って効率よくアプローチできる。
日本トレンドリサーチが実施した「教科書」に関するアンケートによると、小中学校でのデジタル教科書の本格導入について、「賛成」と回答した人は38.3%であることが明らかになった。中学生以下の子どもをもつ保護者に限ると、「賛成」が46.6%と約半数を占めている。