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宮崎県、教員採用試験に917人出願…倍率2.1倍

 宮崎県教育委員会は2025年5月20日、2026年度(令和8年度)宮崎県公立学校教員採用選考試験の出願登録状況を発表した。出願登録者数は917人で現時点の倍率は2.1倍。新たに導入した「大学3年生チャレンジ受験」には、計131人から出願登録があった。

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2026年度(令和8年度)宮崎県公立学校教員採用選考試験の出願登録状況
  • 2026年度(令和8年度)宮崎県公立学校教員採用選考試験の出願登録状況
  • 校種・教科等別倍率
  • 大学3年生チャレンジ受験の出願登録状況

 宮崎県教育委員会は2025年5月20日、2026年度(令和8年度)宮崎県公立学校教員採用選考試験の出願登録状況を発表した。出願登録者数は917人で現時点の倍率は2.1倍。新たに導入した「大学3年生チャレンジ受験」には、計131人から出願登録があった。

 2026年度宮崎県公立学校教員採用選考試験は、一般選考試験の願書書類の提出を4月18日、特別選考試験の願書書類の提出を4月11日にそれぞれ締め切った。428人程度の採用予定に対して出願登録者数は917人。倍率は前年度比0.6ポイント減の2.1倍となった。

 受験区分別の倍率は、小学校教諭等0.9倍、中学校教諭等2.1倍、高等学校教諭等4.4倍、特別支援学校教諭等2.6倍、養護教諭11.8倍、栄養教諭16.0倍。校種・教科等別倍率がもっとも高かったのは、小学校が英語1.7倍、中学校が英語5.8倍、特別支援学校が知的他2.8倍、高等学校が保体27.5倍など。

 特別選考試験の出願登録者数は、計122人。初実施となる「宮崎大学教育学部地域枠を対象とした特別選考試験」には15人から応募があった。

 また、新たに導入した「大学3年生チャレンジ受験」には、計131人から出願があった。受験区分別の出願登録者数は、小学校38人、中学校37人、高等学校30人、特別支援学校10人、養護教諭13人、栄養教諭3人。この制度は、大学3年生等が1次試験を前倒しで受験できるもので、合格者は翌年度の1次試験「教職教養」が免除される。

 2026年度宮崎県公立学校教員採用選考試験は今後、1次試験を6月15日(予備日6月22日)に実施し、合否結果発表を7月7日(予定)、2次選考を7月26日~8月3日のうち指定された1日で実施し、最終合否結果を8月29日に発表する。

《川端珠紀》

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