教育業界ニュース

宮崎県の教員採用、出願者993人で倍率2.7倍

 宮崎県教育委員会は2024年5月23日、2025年度(令和7年度)宮崎県公立学校教員採用選考試験の出願登録状況について公表した。371人程度の採用予定に対して、出願登録者は993人で、5月23日時点の倍率は2.7倍となった。

教育行政 教育委員会
受験区分別倍率
  • 受験区分別倍率
  • 校種・教科等別倍率

 宮崎県教育委員会は2024年5月23日、2025年度(令和7年度)宮崎県公立学校教員採用選考試験の出願登録状況について公表した。371人程度の採用予定に対して、出願登録者は993人で、5月23日時点の倍率は2.7倍となった。

 2025年度宮崎県公立学校教員採用選考試験では、4月19日まで願書を受け付けた。出願登録状況は、全体では371人の採用予定に対して、出願登録者は993人で、5月23日時点での倍率は2.7倍。

 出願登録状況を受験区分別でみると、小学校教諭等は採用予定172人に対して、出願登録者は234人で、倍率は1.4倍。中学校教諭等は採用予定88人に対して、出願登録者は268人で倍率3.0倍。高等学校教諭等は採用予定54人に対して、出願登録者は272人で倍率5.0倍。特別支援学校教諭等は採用予定38人に対して出願登録者92人、養護教諭は採用予定16人に対して出願登録者105人、栄養教諭は採用予定3人に対して出願登録者22人であった。

 校種・教科等別でみると、小学校では、全教科が148人の採用予定に対して、出願登録者は207人で、倍率は1.4倍。中学校では、国語は19人の採用予定に対して、出願登録者は17人で定員割れとなり、倍率は0.9倍。一方、社会は11人の採用予定に対して、出願登録者は54人で倍率4.9倍、数学は10人の採用予定に対して、出願登録者は46人で倍率4.6倍、英語は8人の採用予定に対して、出願登録者は44人で倍率5.5倍。保体は9人の採用予定に対して、出願登録者は67人で倍率はもっとも高い7.4倍であった。

 高等学校では、保体が2人の採用予定に対して、出願登録者69人となった。倍率は、2024年度採用の35.5倍から1.0ポイント下がり、34.5倍であったが、例年人気があることがうかがえる。また、商業は1人の採用予定に対して、出願登録者は18人で倍率18.0倍、世界史は1人の採用予定に対して、出願登録者は13人で倍率13.0倍となった。

 そのほか、詳しい出願登録状況や特別選考試験の出願登録状況などは、Webサイトに掲載されている資料にて確認できる。

《いろは》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top