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大阪市教員採用1次選考、1,211人が合格…実質倍率1.4倍

 大阪市教育委員会は2025年7月29日、2026年度(令和8年度)大阪市公立学校・幼稚園教員採用選考テスト選考(第1次選考)の結果を公表した。大学3年次を除く、第1次選考の受験者数は1,639人、合格者数は1,211人。実質倍率は1.4倍で近年、低下が続く。

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令和8年度教員採用選考テスト、第1次選考結果
  • 令和8年度教員採用選考テスト、第1次選考結果
  • 過去5年間の実績(令和3年度~令和7年度)
  • 令和8年度教員採用選考テスト、大学3年次前倒し特別選考の選考結果(第1次筆答テスト)
  • 今後の予定(大学3年次前倒し特別選考を除く)

 大阪市教育委員会は2025年7月29日、2026年度(令和8年度)大阪市公立学校・幼稚園教員採用選考テスト選考(第1次選考)の結果を公表した。大学3年次を除く、第1次選考の受験者数は1,639人、合格者数は1,211人。実質倍率は1.4倍で近年、低下が続く。

 2026年度の第1次選考は6月14日に筆答テスト、7月6日までの指定日で面接テスト、7月29日午前11時に合格発表が行われた。大学3年次前倒し特別選考を除く、第1次選考は、受験者数1,639人に対し、合格者数が1,211人。実質倍率(受験者数÷合格者数)は1.4倍で、過去5年間の実績をみると2022年度の2.5倍以降、右肩下がりで低下している。

 校種別にみると、幼稚園は受験者数47人に対し、合格者34人で倍率1.4倍。幼稚園・小学校共通は受験者数24人に対し、合格者22人で倍率1.1倍。小学校は受験者数650人に対し、合格者619人で倍率1.1倍。中学校は受験者数689人に対し、合格者471人で倍率1.5倍。養護教諭は、幼稚園が受験者数9人に対し、合格者3人(第1志望校種で不合格の5人を除く)で倍率3.0倍、小学校・中学校共通が受験者数159人に対し、合格者30人で倍率5.3倍。栄養教諭(小学校・中学校共通)は受験者数61人に対し、合格者27人で倍率2.3倍となった。

 一方、大学3年次前倒し特別選考の第1次選考筆答テストの受験者数は321人、合格者数は309人、倍率は1.0倍だった。合格者は、次年度採用選考テストで筆答テストを免除される。

 今後、2026年度採用候補者を対象とした第2次選考は第1次選考の免除者291人を加えた1,502人が受験予定。選考は、筆答テストが8月9日、実技テストが8月2日~9日、面接テストが8月11日~23日にかけて行われる。最終結果発表は9月26日。

《川端珠紀》

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