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大阪府の教員採用、26年度は1,810人採用予定…580人増

 大阪府教育委員会は2025年2月28日、大阪府公立学校教員ポータルサイトをリニューアルし、2026年度(2025年度実施)教員採用選考テストの受験案内・リーフレット・公式ポスターを公開した。

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2026年度 大阪府公立学校教員採用選考テスト リーフレット表紙
  • 2026年度 大阪府公立学校教員採用選考テスト リーフレット表紙
  • 2026年度 大阪府公立学校教員採用選考テスト リーフレット(中面・一部)
  • 2026年度 大阪府公立学校教員採用選考テスト リーフレット(中面・一部)
  • 2026年度 大阪府公立学校教員採用選考テスト リーフレット(中面・一部)

 大阪府教育委員会は2025年2月28日、大阪府公立学校教員ポータルサイトをリニューアルし、2026年度(2025年度実施)教員採用選考テストの受験案内・リーフレット・公式ポスターを公開した。2026年度の採用選考では採用予定数を大幅に拡大し、前年度(2025年度採用)より580人増の計1,810人を募集する。出願受付は3月7日より開始となる。

 大阪府公立学校教員採用選考テストは、大阪府内の公立学校(大阪市立、堺市立、豊中市立、池田市立、箕面市立、豊能町立、能勢町立の学校および大阪府立水都国際中学校・高等学校を除く)の教員採用を行うための選考。東大阪市教育委員会および岸和田市教育委員会の市立高等学校教員(全日制)の採用選考も兼ねている。2月28日には、2026年度大阪府公立学校教員採用選考テストの受験案内が大阪府教育庁教職員室で配布開始となり、リーフレット・公式ポスターとともに、同日リニューアル公開されたポータルサイトにも掲載された。

 受験案内によると、2026年度採用は採用予定数を大幅に拡大し、全校種計1,810人を採用する見込み。2025年度採用時より580人増となる。校種別の採用予定数は、小学校・小中いきいき連携700人、中学校600人、高等学校250人。支援学校は、幼稚部・小学部共通および小学部90人、中学部70人、高等部60人、自立活動(肢体不自由教育)若干名。養護教諭30人、栄養教諭10人。もっとも採用枠を拡大するのは中学校で、前年度より300人増、採用枠は2倍となる。そのほか、小学校で250人、高等学校で20人、支援学校の中学部と高等部でそれぞれ10人増やす。養護教諭のみ10人減となる。

 そのほか、前年度からのおもな変更点として、一般選考および特別選考における年齢要件の緩和や、支援学校(中学部・高等部)受験にあたっての免許状要件の緩和、大学3年生等を対象とした選考の資格要件の緩和などを行い、より多くの人が受験できるよう選考を見直す。

 出願期間は3月7日午前10時から4月18日午後6時まで。出願は電子申請(インターネット出願)で受け付ける。第1次選考は筆答テストを6月14日に実施、6月27日に結果を発表。第2次選考は筆答テスト・実技テストを8月9日、20日、24日の指定日に(校種等・教科により日程が異なる)、面接テストを7月上旬~9月上旬のいずれか指定日に実施。最終結果は9月26日に発表する。

 受験資格や選考方法、出願方法など、詳細は受験案内で確認できる。受験案内は大阪府教育委員会のWebサイトでダウンロードできるほか、大阪府教育庁教職員室で配布。3月12日からは、大阪府庁や大阪府教育センター、大阪府東京事務所などでも配布を開始する予定。また、Webサイトでは府民の投票によって決定した「ビリケンさん」デザインのリーフレットと公式ポスターも公開。大阪府公立学校教員の魅力を伝えている。

《畑山望》

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