楽天モバイルは2024年9月27日、文部科学省・総務省・デジタル庁による「学校のネットワークの改善に向けた取組について(要請)」を受け、学校ネットワークの改善を支援するサービスを開始したと発表した。4つの支援を通して、包括的に「NEXT GIGA」実現を支援する。
GIGAスクール構想の第2フェーズ「NEXT GIGA」に向けた取組みが進む一方で、全国の小中高校のうち、文部科学省が定めた推奨帯域を満たした学校は、2023年11月時点で2割程度にとどまっている。
こうした現状を受け、文部科学省は2025年度末までにすべての学校が必要なネットワーク速度を満たすことを目標に掲げ、TCAを含む電気通信事業関連4団体に対して、学校のネットワーク改善に向けた協力を要請。全国の学校でニーズに見合った高速な通信サービスが適切に選択できるよう求めた。
要請を受けた楽天モバイルは、未来の教育環境を支えるため「NEXT GIGA」へ参画。今回、「教育委員会向け相談窓口の設置」「学校のネットワーク診断や問題特定の支援」「帯域確保型の超高速インターネット接続サービスの提供」「学校外での学習を促進するモバイルサービスの提供」の4つの支援を提供することを発表した。
同社は、文部科学省が推奨する帯域確保型の回線サービスをはじめ、超高速インターネット接続サービス「KŌSOKU Access」を全国で展開。学校規模に適したサービスを提案するとしている。詳細は、相談窓口またはネットワークサービス問い合わせWebフォームまで。