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夏休み、校外施設での教員研修…北海道8施設

 北海道教育委員会は、2024年度(令和6年度)夏季休業期間中に美術館・博物館が実施する教員研修について、Webサイトに掲載した。道立近代美術館など8施設を紹介している。いずれも受講料は無料。

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令和6年度夏季休業期間中に美術館・博物館が実施する教員研修
  • 令和6年度夏季休業期間中に美術館・博物館が実施する教員研修
  • 令和6年度夏季休業期間中に美術館・博物館が実施する教員研修:道立近代美術館
  • 令和6年度夏季休業期間中に美術館・博物館が実施する教員研修:道立旭川美術館 
  • 令和6年度夏季休業期間中に美術館・博物館が実施する教員研修:道立函館美術館
  • 令和6年度夏季休業期間中に美術館・博物館が実施する教員研修:道立帯広美術館
  • 令和6年度夏季休業期間中に美術館・博物館が実施する教員研修:道立北方民族博物館
  • 令和6年度夏季休業期間中に美術館・博物館が実施する教員研修:道立文学館
  • 令和6年度夏季休業期間中に美術館・博物館が実施する教員研修:道立釧路芸術館

 北海道教育委員会は、2024年度(令和6年度)夏季休業期間中に美術館・博物館が実施する教員研修について、Webサイトに掲載した。道立近代美術館など8施設を紹介している。いずれも受講料は無料。

 北海道内の文化施設では、夏休み期間中に教員を対象とした研修を実施。各施設を活用した学習の充実や、施設との連携の促進などを目的とした講義やワークショップを行う。

 対象となるのは、道立近代美術館、道立旭川美術館、道立函館美術館、道立帯広美術館、道立北方民族博物館、道立文学館、道立釧路芸術館、道立埋蔵文化財センターの8施設。

 研修内容は各施設によって異なり、たとえば道立近代美術館では、同美術館を活用した鑑賞学習の充実を図ることを目的とした研修を実施。「美術館での作品鑑賞を深めるために」と題した講話や、鑑賞学習支援ツールの使い方、施設見学、オンラインアート教室での作品鑑賞の方法についてなど、1日で多岐にわたる内容を学べるプログラムを提供する。受講対象は小・中・高、特別支援学校などの教員で、定員は15名。

 ほかにも、道立埋蔵文化財センターでは、センターの利用活用についての講義や施設見学、滑石を利用したミニ勾玉づくりなどを実施。道立旭川美術館では「教員のための『日本の洋画 150 年の輝き』展鑑賞研修」にて学芸員による展覧会解説を行うなど、それぞれの施設を活用した研修が提供される。

 受講料はいずれの施設も無料。ただし、参加に係る旅費などは自己負担となる。受講希望者は、北海道教育委員会Webサイトからダウンロードできる申込書に記入のうえ、メール、FAX、郵送のいずれかで施設まで申し込む。なお、道立旭川美術館と道立帯広美術館は、Webサイト「全国教員研修プラットフォーム」から申し込む。

 開催日や定員、申込締切は、施設により異なる。各研修の詳細は、北海道教育委員会Webサイトで確認できる。

《木村 薫》

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