渋谷区とGMOインターネットグループは2024年6月17日より、渋谷区立笹塚小学校でのロボットプログラミングのクラブ活動支援を開始する。渋谷区立小学校で民間企業が全面的にクラブ活動をバックアップするのは、初の試みだという。
GMOインターネットグループは2018年7月以降、渋谷地域で学ぶ小中学生の職場体験や技術学習を支援する取組みを継続している。また、2019年度からは渋谷区教育委員会と連携した次世代人財育成プロジェクト「Kids VALLEY 未来の学びプロジェクト」に参画し、プログラミング出張授業などを行っている。
今回、渋谷区立笹塚小学校のクラブ活動で、新たな教育支援を開始する。クラブ活動期間は、6月17日から2025年2月17日までの全8回。プログラミングやロボットに興味をもつ児童が集まる「タブレットクラブ」の4~6年生が対象となる。メンバーは、4年生12名、5年生17名、6年生3名の計32名。
活動では、教材のロボットを制御し、生徒たちが思うように動かすためのプログラミングスキルをGMOインターネットグループのデベロッパーエキスパート成瀬允宣氏が指導。最終的に、各種ロボットコンテストへの出場を目指すという。
渋谷区および渋谷区教育委員会は、区立小学校のクラブ活動など教科学習以外の活動においても、児童たちの興味・関心のある分野を伸ばすことを支援し、GMOインターネットグループはパートナー(社員)を指導員として派遣し、ロボットプログラミングや学習に必要な機材提供など包括的に支援するという。両者はこの取組みを通じ、渋谷区からのIT人財の育成・輩出を図っていくとしている。