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青森県の教員採用、志願倍率3.3倍…0.3ポイント減

 青森県教育委員会は2024年5月27日、2025年度(令和7年度)青森県公立学校教員採用候補者選考試験の応募状況を公表した。応募者数は全体で前年度比79人減の998人、志願倍率は前年度比0.3ポイント減の3.3倍。応募者は中学校や高等学校で減った一方、小学校は前年度より27人増となった。

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 青森県教育委員会は2024年5月27日、2025年度(令和7年度)青森県公立学校教員採用候補者選考試験の応募状況を公表した。応募者数は全体で前年度比79人減の998人、志願倍率は前年度比0.3ポイント減の3.3倍。応募者は中学校や高等学校で減った一方、小学校は前年度より27人増となった。

 2025年度青森県公立学校教員採用候補者選考試験は、4月9日から5月1日まで出願を受け付けた。採用見込者数300人に対し、応募者数は前年度比79人減の998人。全体の志願倍率は3.3倍。前年度の3.6倍から0.3ポイント低下した。

 校種別の応募状況をみると、小学校は採用見込者数130人に対して応募者数188人、倍率1.4倍。中学校は採用見込者数90人に対して応募者数314人、倍率3.5倍。高等学校は採用見込者数35人に対して応募者数283人、倍率8.1倍。特別支援学校は採用見込者数35人に対して応募者数101人、倍率2.9倍。養護教諭は採用見込者数10人に対して応募者数98人、倍率9.8倍。栄養教諭は、若干名の採用見込者数に対し、14人の応募があった。

 前年度と比較すると、小学校は応募者が27人増えて倍率が0.2ポイント、養護教諭は応募者が9人増えて倍率が0.9ポイント上昇。中学校、高等学校は応募者、倍率ともに下降した。

 全志願者のうち、特別選考の応募者は、スポーツ特別選考7人、障害者特別選考3人、幼稚園教諭特別選考12人。社会人特別選考は0人だった。

 今後、7月13日に第一次試験の筆記試験を実施し、8月9日に結果を通知予定。第二次試験は8月31日と9月1日と2日に面接(集団討論・個人面接)と実技試験(一部の受験者)を行い、10月上旬に結果を通知予定。

《奥山直美》

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