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青森県の教員採用、1次試験900人受験…倍率2.8倍

 青森県教育委員会は2025年7月16日、2026年度(令和8年度)青森県公立学校教員採用候補者選考試験第一次試験の受験状況を公表した。全体の受験者数は900人。採用見込数315人に対する受験倍率は2.8倍で、過去5年間でもっとも低い倍率となった。

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2026年度青森県公立学校教員採用候補者選考試験第一次試験の受験状況
  • 2026年度青森県公立学校教員採用候補者選考試験第一次試験の受験状況
  • 過去5年間の倍率
  • 過去5年間の欠席率

 青森県教育委員会は2025年7月16日、2026年度(令和8年度)青森県公立学校教員採用候補者選考試験第一次試験の受験状況を公表した。全体の受験者数は900人。採用見込数315人に対する受験倍率は2.8倍で、過去5年間でもっとも低い倍率となった。

 2026年度青森県公立学校教員採用候補者選考試験の第一次試験は、7月12日に実施。応募者数954人に対し、900人が受験した。欠席者は、小学校14人、中学校16人、高等学校18人、養護教諭6人の計54人。欠席率は5.7%だった。

 採用見込数315人に対する受験倍率は2.8倍。過去5年間の倍率をみると、2021年度(令和3年度)4.6倍、2022年度(令和4年度)4.6倍、2023年度(令和5年度)4.0倍、2024年度(令和6年度)3.5倍、2025年度(令和7年度)3.1倍と、下降傾向にある。

 受験者数と受験倍率を校種別にみると、小学校は172人が受験し、倍率1.2倍。中学校は273人が受験し、倍率2.9倍。高等学校は280人が受験し、倍率7.0倍。特別支援学校は81人が受験し、倍率2.3倍。養護教諭は84人が受験し、倍率16.8倍。栄養教諭は、若干名の採用見込者数に対し、10人が受験した。

 今後、第一次試験の結果は、8月8日に通知予定。第二次試験は8月30日と31日に面接(集団討論・個人面接)と実技試験(一部の受験者)を行い、最終結果を9月末に通知予定。

《奥山直美》

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