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児童向け語学検定「TECS検定」オンライン化…デジタル・ナレッジ

 デジタル・ナレッジは、2023年2月15日に中央出版の提供する児童向け語学検定「TECS検定」のオンライン化をサポートしたと発表した。5~1級すべてスマホで受験可能。また、ペーパーテストと違和感なく、タップ回答で受験することができる。

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紙仕様を忠実に再現したオンライン検定。画面をなぞって線を引く回答もスマホ上で直感的に操作できる
  • 紙仕様を忠実に再現したオンライン検定。画面をなぞって線を引く回答もスマホ上で直感的に操作できる
  • 学習管理システム LMS「KnowledgeDeliver」

 デジタル・ナレッジは、2023年2月15日に中央出版の提供する児童向け語学検定「TECS検定」のオンライン化をサポートしたと発表した。5~1級すべてスマホで受験可能。また、ペーパーテストと違和感なく、タップ回答で受験することができる。

 TECS検定は、英語でのコミュニケーション能力を測ることを目的とした、児童向けの検定試験。小学1年生~6年生を対象に5級~1級が実施されており、年間受験者数は約8万人、現在までののべ申込数は119万人にのぼるという。

 TECS検定は、中央出版が運営する子供英会話教室「PEPPY KIDS CLUB」で年2回実施されていたが、検定日が毎回日曜日の1日のみの設定であった。そのため、習い事等と予定が重なり、受験したくても受けられない子供がいることが課題となっていた。

 そのような状況下、コロナ禍により従来のように教室での受験が難しくなってしまったことから本格的にオンライン化を推進。拡張性やスピード感、提案力等を加味し、デジタル・ナレッジのLMS「KnowledgeDeliver」および「オンラインCBTソリューション」が採用された。

 オンライン化にあたり、重視されたポイントは、「スマホで受験できること」「ペーパーテストを受けていた子供が違和感なく受験できること」「タップすることで回答できる等、直感的でわかりやすい操作」。

 導入後は、トライアル実施から1年半でTECS検定の5~1級をすべてオンライン化。また、「スマホ受験」「ペーパーテストとギャップなく受験できる」「直感的でわかりやすい操作」の3つのポイントを押さえたオンライン検定を実現した。さらに、コロナ禍で減少した受験者数がオンライン化で回復、さらに受講者も増加。保護者アンケートでは高評価を得たという。


《いろは》

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