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「Springin’ Classroom」幼児からはじめるSTEAM教育プラン開始

 しくみデザインは2022年9月1日、プログラミングができるデジタルスケッチブック「Springin’ Classroom」において、教育機関向けの「幼児からはじめられるSTEAM教育実践プラン」の提供を開始した。年中から小学校低学年向けにSTEAM教育教材を提供する。

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Springin’ Classroom 「幼児からはじめられるSTEAM教育実践プラン」
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 しくみデザインは2022年9月1日、プログラミングができるデジタルスケッチブック「Springin’ Classroom(スプリンギン クラスルーム)」において、教育機関向けの「幼児からはじめられるSTEAM教育実践プラン」の提供を開始した。現場の負担を軽減しながら、年中から小学校低学年向けにSTEAM教育の5つの領域への興味関心を引き出す教材を提供する。

 「Springin’ Classroom」は、2021年11月より本格的に提供開始したICT端末を「プログラミングができるスケッチブック」に変える教育向けアプリ。ICT端末1つで絵を描く、写真を撮影する、音を録音・編集する、文字を使わない直感的プログラミングで動きをつける等、創造・表現する力を養うことができる教育アプリとして、提供開始後、幼稚園や小学校、自治体等への導入が進んでいる。

 プログラミング教育やSTEAM教育への注目度が増し、教育機関における利用拡大が進む中、今回、未就学児へSTEAM教育を導入検討したいとの声を受けてSpringin’Classroom内にSTEAM教育を可能にする「幼児からはじめられるSTEAM教育実践プラン」を新設。STEAM教育学者であり、大阪・関西万博テーマ事業プロデューサー(遊び・学び・芸術・スポーツ)を務める中島さち子氏監修による教材をラインアップし、9月1日に提供開始した。

 「幼児からはじめられるSTEAM教育実践プラン」は、未就学や小学校低学年の子供たちが「つくる」ことを楽しみ、創造し、探究できる教材として構成。「STEAM編」「科学・技術・工学編」「芸術・表現編」「数学編」と、タブレット1つで利用できる60種類の教材が盛り込まれている。先生の授業準備の手間を軽減しながら、年中・年長・小学校低学年まで習熟度にあわせたテーマを選択し、STEAMの5つの領域への興味・関心を引き出すことができる。

 加えて、STEAM教育やプログラミング教育を新たに始める幼稚園や小学校の現場負担を軽減するべく、導入サポートや出前授業、導入・学習スケジュール作成といったオプションプランも新たに用意。ICT活用授業の実践に関して、準備時間の不足や先生による知識の差といった課題が浮き彫りになる中、少しでも先生たちの負担と不安をなくし、子供たちと一緒に楽しみながら授業ができるよう、そのサポートを行う。

 Springin' Classroomは、iOS、Android(Chromebook)に対応。2022年秋ごろにはWindowsにも対応予定。プランの詳細についてはSpringin' Classroom事務局まで問合せのこと。なお、新プラン開始を記念し、9月22日に幼稚園、保育園、認定こども園対象のSTEAM教育実践セミナーをオンラインで開催。未就学での導入事例の紹介やSTEAM教材の紹介、Springin' Classroomのデモストレーション、質疑応答を実施する。参加は無料。申込みはWebサイトの申込フォームにて受け付ける。

◆STEAM教育実践セミナー
日時:2022年9月22日(木)14:00~15:00
形式:オンライン(Zoom)にて開催
対象:幼稚園、保育園、認定こども園の教職員
参加費:無料
申込方法:Webサイトの申込みフォームから申し込む


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)
《畑山望》

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