コンシェルジュは2022年8月31日、教育機関の業務効率化や、学生や保護者とのコミュニケーション活発化等のDXを実現する新サービス「KUZEN for Education」の提供開始を発表した。新サービスではLINEとAIチャットボットを活用する。
業務効率化やペーパーレス化推進に向けIT導入が急速に進む中、新型コロナウィルスの蔓延は、オンラインでの経済活動を必要不可欠なものとし、DX化は事業存続に影響を及ぼすようになった。一方、教育業界ではデジタル化や学生のICT活用が遅れており、特に教師不足による業務負担増が課題となっている。
こうした中、コンシェルジュは教育業界の業務効率化を支援するため、ノーコードAIチャットボット「KUZEN(クウゼン)」とLINE公式アカウントの活用を通じて、DX化を実現する新サービス「KUZEN for Education」を開発した。サービス対象は、学校(大学を含む)、学習塾および各種スクール等。
このサービスでは、教育業界のLINE公式アカウントを活用し、入学希望者への情報提供や既存生徒とのコミュニケーションの円滑化ができる他、LINE上で入学希望者や在校生の保護者からの問い合わせに自動で対応することができる。また、学級・学年ごとのアンケートをLINE上で行い、回答内容をデータベースから閲覧することで、従来の紙による集計手間をなくし教員の業務負担軽減も目指す。
先行導入している柳商学園柳川高等学校では、オープンキャンパス参加者にLINE公式アカウントで学校の魅力を配信し、既存生徒には学年・クラスからのお知らせをLINEで案内。英会話スクール「ビズメイツ」では、サービスサイトからの離脱時にポップアップで、LINE公式アカウントに誘導し、体験レッスンの案内を通じて入会を促進している。