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学びをSTEAM化する授業実践事例…iTeachers TV

 iTeachers TVは2022年6月29日、同志社中学校の反田任先生による教育ICT実践プレゼンテーション「学びを『#STEAM化』してみよう」を公開した。STEAM教育の視点を授業デザインに取り込んだ実践事例をもとに「学びのSTEAM化」について紹介する。

事例 ICT活用
iTeachers TV「学びを『#STEAM化』してみよう」
  • iTeachers TV「学びを『#STEAM化』してみよう」
  • 反田任先生「学びを『#STEAM化』してみよう」前編
  • iTeachers
 iTeachers TVは2022年6月29日、同志社中学校の反田任先生による教育ICT実践プレゼンテーション「学びを『#STEAM化』してみよう」を公開した。STEAM教育の視点を授業デザインに取り込んだ実践事例をもとに「学びのSTEAM化」について紹介する。

 iTeachers TVは、教育ICTを通じて「新しい学び」を提案する教育者チーム「iTeachers」による教育ICT情報番組。先生や生徒、教育関係者をゲストに招き、ICTを活用した「新しい学び」の実践や取組みをプレゼンテーション形式で紹介する。

 今回のゲストは、同志社中学校 EdTech Promotions Manager(教育ICT推進担当)の反田任先生。「学びを『#STEAM化』してみよう」と題して、6月22日に前編(Vol.322)、6月29日に後編(Vol.323)を公開した。

 反田先生の担当教科は英語。英語の授業でiPadを積極的に活用し、音読練習、動画・プレゼン制作等のアウトプットや英語力向上のためにオンライン英会話を取り入れている。最近はAIやSTEAMの要素を取り入れた授業デザインを試行している。Apple Distinguished Educator 2015。

 STEAM教育は、「Science」「Technology」「Engineering」「Arts」「Math」の各教科の視点を取り入れた教科横断的な学びとしてよく知られるようになってきた。前編では、STEAM教育の視点を授業デザインに取り込んだ実践事例を紹介。海洋プラスティックとマイクロプラスティックの問題を考える中で、オンライン上でディスカッションや情報共有を進め、グローバルやSTEAMの視点から学びを深める授業のようすを伝える。

 後編では、前編で紹介した授業を経て生徒の意識がどのように変容したかについて、アンケート結果をもと分析。STEAM化の視点から物語を分析し抽象画で表現する授業実践等も紹介しながら、単なる「教科横断型授業」ではなく、「学びのプロセス」と考えることで、どの教科の授業・教材でもできるという「学びのSTEAM化」について語る。

 番組後半には「教育ICTなんでも3ミニッツ」コーナーを収録。前編では日本大学櫻丘高等学校の田中忠司先生による「お手軽!プロンプターを試そう」、後編では千葉県立市川工業高等学校の片岡伸一先生による「iPadによる高校GIGA ASMをつまみ食い!」を紹介する。

 番組は、すべてiTeachersのYouTubeチャンネルで視聴できる。毎週水曜日の夜に「iTeachersTV~教育ICTの実践者たち~」シリーズの新作を公開している。これまでに323回の番組を配信しており、過去の番組も視聴できる。

◆iTeachers TV【Vol.322】同志社中学校の反田任先生
「学びを『#STEAM化』してみよう」前編


◆iTeachers TV【Vol.323】同志社中学校の反田任先生
「学びを『#STEAM化』してみよう」後編


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