iTeachers TVは2025年3月19日と26日、東京学芸大学附属小金井小学校の小池翔太先生による教育ICT実践プレゼンテーション「Bett 2025の教訓~小学校低学年の生成AI活用実践と校内推進」を公開した。ロンドンで開催された世界最大規模の教育ICT展示会「Bett 2025」での体験や、担任している2年生の子供たちを対象とした生成AIの事例を紹介する。
iTeachers TVは、教育ICTを通じて「新しい学び」を提案する、教育者チーム「iTeachers」による教育ICT情報番組。先生や生徒、教育関係者をゲストに招き、ICTを活用した「新しい学び」の実践や取組みをプレゼンテーション形式で取りあげる。
今回のゲストは、東京学芸大学附属小金井小学校の教諭、小池翔太先生。「Bett 2025の教訓~小学校低学年の生成AI活用実践と校内推進」と題して、3月19日に前編(Vol.447)、3月26日に後編(Vol.448)を公開した。
小池先生は、千葉大学大学院人文社会科学研究科 博士後期課程を単位取得満期退学。立命館小学校の講師、千葉大学教育学部附属小学校の教諭などを経て、東京学芸大学附属小金井小学校に勤務。NHK Eテレ「テキシコー」「Why!?プログラミング」の番組委員を務めている。
前編(Vol.447)ではまず、ロンドンで開催された世界最大規模の教育ICT展示会「Bett 2025」について紹介する。日本とは異なり、世界中の子供と大人が混ざりあって教育ICTのあり方を考えていたという展示会。そこで得た教訓を生かして、担任している小学2年生の子供たちには「なぜタブレットPCを使った学びが必要なのか」という考えを大切にして、日々のICT教育に挑戦。番組では、ロンドンでの「Bett 2025」の体験と、日々の教室で大切にしているICT教育のポイントを伝える。
後編(Vol.448)では、小池先生が担任している2年生の子供たちを対象とした生成AIの事例を紹介。さらに、校内での生成AI活用の推進のポイントをプレゼンする。
番組後半には「教育ICTなんでも3ミニッツ」コーナーを収録。前編(Vol.447)では玉川大学の小酒井正和先生による「授業で使える!ツール活用講座」を、後編(Vol.448)では千葉県立市川工業高等学校の片岡伸一先生が「時代が追いついた!生成AIでプログラミング」について紹介する。
番組は、すべてiTeachersのYouTubeチャンネルで視聴可能。毎週水曜日の夜に「iTeachers TV~教育ICTの実践者たち~」シリーズの新作を公開している。これまでに448回の番組を配信しており、過去の回も視聴できる。
◆iTeachers TV【Vol.447】東京学芸大学附属小金井小学校 小池翔太先生
「Bett 2025の教訓~小学校低学年の生成AI活用実践と校内推進」(前編)
◆iTeachers TV【Vol.448】東京学芸大学附属小金井小学校 小池翔太先生
「Bett 2025の教訓~小学校低学年の生成AI活用実践と校内推進」(後編)