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IT人材育成「TokyoP-TECH」荒川・府中工業高を追加

 東京都教育委員会は2022年5月12日、デジタル人材育成事業「Tokyo P-TECH」実施校に、荒川工業高校・府中工業高校を追加、連携企業等と協定締結を発表した。実施校では試行的に開始され、2023年度から本格実施する。

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「Tokyo P-TECH事業」の新規実施校
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 東京都教育委員会は2022年5月12日、デジタル人材育成事業「Tokyo P-TECH」実施校に、荒川工業高校・府中工業高校を追加、連携企業等と協定締結を発表した。実施校では試行的に開始され、2023年度から本格実施する。

 P-TECHは、STEM・職業教育・技術教育に焦点をあて、企業が幅広く参加する教育モデルとして世界28か国で展開。Pathways in Technology Early College High Schoolsの略称。Tokyo P-TECH事業は、P-TECHと同等の取組みを実施することとし、工業高校3年間と専門学校2年間との接続を図り、IT系企業等の支援により、5年間の教育プログラムでIT人材を育成、生徒や学生の進学支援や、学習環境の整備等の取組みを行っている。2020年10月にコンソーシアムが設置され、シスコシステムズ、セールスフォース・ドットコム、日本IBMが参画。2021年度より町田工業高校・日本工学院八王子専門学校で本格的に実施してきた。

 今回、新たに荒川工業高校・府中工業高校においても、試行的に実施し、2023年度から本格的なプログラムとして行うことを発表。荒川工業高校と連携する企業・専門学校は、ウチダ人材開発センタ、ソフトバンク、freeeの3社と日本電子専門学校。府中工業高校は、セールスフォース・ジャパンと日本工学院八王子専門学校が連携する。
《川端珠紀》

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