カシオ計算機は2022年1月26日、オンライン学習プラットフォーム「ClassPad.net(クラスパッドドットネット)」において、小・中学校向けの学習コンテンツの提供を開始することを発表した。提供開始は、2022年4月から。 「ClassPad.net」は、電子辞書「EX-word(エクスワード)」で好評の良質な辞書・学習コンテンツや作成自由度の高いデジタルノート、先生と生徒間の課題のやりとりをサポートする授業支援機能、グラフや図形を簡単に描画できる数学ツールを搭載したオンライン学習プラットフォーム。2021年4月に一部機能を搭載したベータ版を提供開始して以降、すでに600校以上の高校に導入されている。 今回、「ClassPad.net」のラインアップを小・中学生向けにも拡大。高校向けサービスで実績のある学習用ツールに加え、小学校向けには英和辞典・和英辞典・国語辞典・漢字辞典と百科事典を収録。中学校向けには英和辞典と国語辞典を収録した。「GIGAスクール構想」をはじめ急速に加速する教育現場のICT化を小・中学校がリードしている中で、高まるデジタルツールへのニーズに対応する。 既設の高校向けサービスについては、より柔軟にサービスを利用できるようプランを改訂。英和辞典・和英辞典・総合英語・国語辞典・古語辞典は、各校の使用教材や学習内容に応じて選択可能になった。さらに、オプションの英英辞典を追加し、計23コンテンツを活用できる。 カシオ計算機は、今後も「ClassPad.net」と「EX-word」を軸に、あらゆる学習環境に最適なツールを提供し、教育現場をサポートしていくとしている。