レノボ・ジャパンとカシオ計算機は2021年7月29日、教育機関向けコンテンツの提供において協業を開始すると発表。自治体や学校法人向けに、クラウド型学習サービス「ClassPad.net for Lenovo」を提供する。
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レノボ・ジャパンとカシオ計算機は2021年7月29日、教育機関向けコンテンツの提供において協業を開始すると発表。自治体や学校法人向けに、クラウド型学習サービス「ClassPad.net for Lenovo」を提供する。
GIGAスクール構想に基づき「1人1台端末」環境が整備されつつある中、端末を活用した教育コンテンツの充実が求められている。レノボでは、電子辞書や関数電卓の分野で高いシェアと豊富な実績を誇るカシオ計算機とパートナーシップを締結し、今回「ClassPad.net for Lenovo(クラスパッド・ドット・ネット・フォー・レノボ)」を発表した。
「ClassPad.net for Lenovo」は、カシオ計算機が提供する総合学習プラットフォーム「ClassPad.net」の機能を限定し、リーズナブルな価格帯で提供するもの。「ClassPad.net」はさまざまな数学教材を直感的かつ簡単な操作で作成できる数学アプリとして登場し、9月より高校6教科対応版にリニューアルする総合学習オンラインプラットフォーム。学校現場で使用頻度の高いコンテンツを多数収録し、オンライン辞書機能、デジタルノート機能、オンライン辞書機能と連携したコンテンツの項目引用機能等、さまざまな機能を搭載。ノートに書き込んだ内容を先生・生徒間で共有することもでき、よりインタラクティブな学習の実現をサポートする。
「ClassPad.net for Lenovo」では、おもな搭載機能を「オンライン辞書機能(英和辞典、和英辞典、国語辞典)」「デジタルノート機能」「数学ツール」に限定。広く活用してもらえるよう導入コストを抑えて、自治体や学校法人向けにライセンスの提供を開始する。販売価格はオープン価格。レノボでは、2021年秋以降に販売するコンシューマーPCに「Classpad.net」の期間限定ライセンスバンドルを計画しているという。
《畑山望》