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渋谷区教委、GIGAスクール端末活用事例を公開

 情報セキュリティメーカーのデジタルアーツは2022年1月24日、GIGAスクール構想における1人1台端末のセキュリティ対策として、Webセキュリティ製品「i-FILTER」Ver.10を活用した東京都渋谷区教育委員会の導入事例を公開した。

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東京都渋谷区 GIGAスクール端末活用事例
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 情報セキュリティメーカーのデジタルアーツは2022年1月24日、GIGAスクール構想における1人1台端末のセキュリティ対策として、Webセキュリティ製品「i-FILTER」Ver.10を活用した東京都渋谷区教育委員会の導入事例を公開した。

 東京都渋谷区は2017年9月、区立小中学校の児童・生徒にLTE対応タブレット端末を配布し、全国に先駆けて「1人1台端末」を実現した自治体だ。2017年に導入した端末では新型コロナウイルス感染症拡大を受け、Teamsを導入し、双方向の授業を可能にした。休校期間中もオンライン学習という形で端末の活用を図った。

 しかし、端末を利用することによってさまざまな利点がある一方、不適切サイト等のトラブルやネットいじめ等の課題も出てきている。そのため渋谷区では、授業時間はソーシャルブックマークのカテゴリはブロックしないが、授業時間外はブロックする等、細かいチューニングを行っている。その他、動画サイトは見られないようにフィルタリングをかけたり、SNSもフィルタリングで禁止したり、「時間割機能」を活用することにより、児童・生徒のインターネット利用時間の制限を行い、インターネットの長時間利用を防いでいる。

 また、渋谷区では閉域LTEを整備し、持ち帰り学習を想定して端末を活用している。閉域LTEは、家庭にWi-Fi環境がない児童・生徒でもインターネットにつなげることができる。渋谷区教育委員会事務局教育政策課教育ICT政策係の山﨑卓夫氏は「誰もが家庭に持ち帰り、いつでもどこでも学習できることを目標にしていました。インターネット環境から取り残されてしまう子供がいてはならない、と渋谷区は全員がインターネットを使えることを前提としています」と強調する。

 渋谷区ではまた、区内の全校でタブレット端末の持ち帰り学習を実施している。利用時間帯を設定し、利用時間外は厳しいフィルタリングを適用しているが、学習に必要なサイトは「i-FILTER」のブラック除外リストに登録し、常に利用できるようにしており、ブラック除外リストは区で統一している。

 教員も、端末の持ち帰りを実施。校務系も学習系も同じ端末1台で行うことにより、働き方改革にもつながっている。端末の活用については、危険なサイトへのアクセス等最低限守らなければならない部分は守りつつ、細かいチューニングを行うことで、端末利用の自由度を上げていく考えだ。
《木村 薫》

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