社会教育施設数が過去最多、博物館は3年で利用者倍増…文科省調査
社会教育施設と呼ばれる図書館・博物館・生涯学習センターの施設数および指導系職員数の数が過去最多となり、利用者が増えていることが2025年7月30日、文部科学省の2024年度(令和6年度)社会教育調査の中間報告でわかった。
暑さによる体調不良、体育や部活動での発生が最多…熱中症対策調査
菅公学生服は、毎月最終火曜日に発信している調査レポート「カンコーホームルーム」Vol.234にて、「学校における熱中症対策」の調査データを公開した。全国の中学・高校の教員1,400人を対象に、生徒の熱中症の発生状況と対策について調査を行った。
教育現場のリアルな実態…教員の8割が10時間以上勤務
出勤してから退勤するまでの教員の勤務時間は平均11.17時間であることが2025年7月29日、小学館が運営する教員向けWebメディア「みんなの教育技術」の調査結果から明らかになった。8割を超える教員が10時間以上、4人に1人が12時間を超えて勤務している状況にあった。
神奈川、公立学校の生徒・学級数一覧…児童生徒数は小中高で減少
神奈川県教育局は2025年7月25日、2025年度(令和7年度)公立小・中学校等と公立高等学校等(全日制・定時制)の児童・生徒数、学級数などの一覧を公表した。公立小学校の児童数は41万3,332人、公立中学校の生徒数は19万4,151人。児童生徒数は小中高ともに前年度より減少した。
立命館など私大6校が定員変更、教職員の未配置3,662人…教育業界ニュースまとめ読み
先週(2025年7月22日~7月25日)公開された記事には、立命館など私大6校が定員変更、通級指導を受ける小中高生20.3万人で過去最多、教職員の未配置3,662人・学校現場全体で人手不足などのニュースがあった。また、7月28日以降に開催されるイベントを11件紹介する。
包括的性教育、教員62.8%・保護者69.8%が必要性を認識
包括的性教育が中学生にとって必要だと考えている割合は、教員が62.8%・保護者が69.8%にのぼることが、正進社の調査結果より明らかになった。
TOEIC、2024年の受験者データと国・地域別平均スコア公開
国際ビジネスコミュニケーション協会(IIBC)は2025年7月22日、TOEIC Programを制作・開発するETSがまとめた2024年の平均スコアと受験者のアンケート結果を発表した。日本の平均スコアはTOEIC L&Rが564点、TOEIC Speakingが117点、TOEIC Writingが130点だった。
通級指導を受ける小中高生、20.3万人で過去最多…文科相7/22会見
あべ文部科学大臣は2025年7月22日の記者会見で、通級指導を利用する小中高校の児童生徒数が20.3万人と過去最多になったと報告した。このほか、医療的ケア児の支援、参議院選挙の結果などについて方針や見解を述べた。
女性教員向けプログラミング教育研修「SteP」報告書を公開
公教育における情報教育の普及を目指すみんなのコードは2025年7月22日、小学校の女性教員向けに特化したプログラミング教育研修プログラム「SteP」の3年間の取組みをまとめた報告書を発表した。
教職員同士のチームワーク、児童生徒の学びに「影響する」9割超
教職員同士のチームワークが児童・生徒の学びに「影響する」と考える教育関係者が約9割にのぼることが2025年7月18日、イー・ラーニング研究所の調査でわかった。今後の学習テーマは「非認知能力」「自分で考える力」「自律分散型教育」などに注目が集まる。
教職員の未配置3,662人、学校現場全体で人手不足…全教調査
全国の学校で3,662人の教職員未配置が起きていることが2025年7月17日、全日本教職員組合が実施した実態調査結果から明らかになった。36都道府県12政令市のうち、「未配置なし」と回答したのはわずか1政令市。未配置への対応では、「見つからないまま」が6割を超えた。
親とスマホのルール「決めている」小中学生96%…内容は?
NTTドコモのモバイル社会研究所は2025年7月14日、2024年11月に実施した「2024年親と子の調査」の中から、スマホの親と子のルールについての結果を公表した。スマホを所有している小中学生のうち96%がスマホのルールを決めていることが明らかとなった。
教員生活の充実度、平均69.8点…3割弱の教員は80点台と回答
自身の教員生活の充実度を点数で表すと「80点台」がもっとも多く、平均69.8点となったことが2025年7月10日、ジブラルタ生命保険「教員の意識に関する調査2025」の結果から明らかとなった。
学テ国語・算数の正答率下降、医療的ケア児12.7%終日付添い…教育業界ニュースまとめ読み
先週(2025年7月14日~7月18日)公開された記事には、AI教育「Gemini for Education」新機能、普通校の医療的ケア児・親12.7%が終日付添い、全国学力テスト・国語と算数で正答率下降などのニュースがあった。また、7月23日以降に開催されるイベントを11件紹介する。
私大の経営、売上トップは順天堂…赤字経営は45%超
私立大学を経営する全国543法人のうち、約半数の253法人が2024年決算で赤字だったことが、東京商工リサーチの調査結果より明らかになった。赤字法人率は46.5%と、前期から5.7ポイント上昇。一方、売上高トップは順天堂で、唯一2,000億円を上回る売り上げとなった。
普通校の医療的ケア児、親12.7%が終日付添い…文科省調査
医療的ケア児の学校生活に付添う保護者が特別支援学校で3.8%、幼小中高校で12.7%にのぼることが2025年7月16日、文部科学省の実態調査でわかった。登下校時のみの付添いは特支で約6割、幼小中高で約5割とさらに多い。

