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創薬人材養成のための調査研究事業、大阪大を採択…文科省

 文部科学省は2025年4月18日、2025年度(令和7年度)「大学における医療人養成のあり方に関する調査研究(薬学教育における創薬研究人材養成のための調査研究)委託事業」の採択結果について公表した。4件の応募の中から、外部有識者による審査を経て、大阪大学が採択された。

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薬学教育における創薬研究人材養成のための調査研究
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  • 令和7年度「大学における医療人養成のあり方に関する調査研究(薬学教育における創薬研究人材養成のための調査研究)委託事業」の採択結果

 文部科学省は2025年4月18日、2025年度(令和7年度)「大学における医療人養成のあり方に関する調査研究(薬学教育における創薬研究人材養成のための調査研究)委託事業」の採択結果について公表した。4件の応募の中から、外部有識者による審査を経て、大阪大学が採択された。

 同委託事業は、創薬研究に関する薬学教育の現状や課題を把握・分析するとともに、創薬に貢献する医療人材養成の強化につながる教育プログラムを構築し、広く普及させるための調査研究を実施するもの。2月18日から3月25日まで委託事業について公募を実施し、4件の応募が寄せられた。

 採択機関は、外部有識者で構成される委員会での審査を踏まえて決定。審査の結果、大阪大学が採択された。事業では、創薬研究に関する薬学教育の現状や課題を把握・分析したうえで、創薬に貢献する医療人材養成の強化につながる博士課程プログラムまでの体系的な教育プログラムの構築を目指す。

 同事業は2025年度予算案に新規で計上されたもの。事業期間は2025年度から2027年度までの3年間を予定しており、予算規模は各年度1,800万円が上限。ただし、予算状況によっては各年度の上限に変動が生じる可能性もあるとしている。

《畑山望》

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