
教員支援「Duolingo English Test」75%オフ、全米大学ランキング…教育業界ニュースまとめ読み
先週(2025年9月22日~9月26日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。教員の英語力を支援「Duolingo English Test」75%オフ、調整授業時数制度・26年度から先行導入、全米大学ランキング・シカゴ大浮上などのニュースがあった。また、9月29日以降に開催されるイベントを5件紹介する。

東京都の教育人口推計…公立小学生は減少、中学生は微増
東京都教育委員会は2025年9月25日、2025年度(令和7年度)教育人口等推計(速報値)の概要を公表した。5年後の2030年度(令和12年度)は、2025年度実数と比較して、公立小学校児童が8万3,117人減の51万312人、公立中学校生徒が1,582人増の23万5,561人になる見込みだという。

全米大学ランキング2026、トップ10にシカゴ大が浮上
教育ランキングで世界的に知られる「USニュース&ワールド・リポート」は2025年9月23日、 全米大学ランキング2026を発表した。総合1位は、前年に引き続き「プリンストン大学」。トップ5は前年と同じ顔触れとなった。

東京都、こども園・小中高の教員数など増加…学校基本調査
東京都は2025年9月24日、2025年度(令和7年度)学校基本調査の結果速報を公表した。幼保連携型認定こども園、小学校、中学校、高等学校は教員数などが前年度より増加した一方、幼稚園は学校数・在学者数・教員数ともに減少した。

運動会の開催時期移行、8割が支持…熱中症リスク回避に期待
イー・ラーニング研究所は、親世代を対象に「運動会開催時期の変化に関する意識調査」を実施した。その結果、約8割の親が運動会の開催時期を移行するメリットとして「熱中症リスクの低さ」をあげ、安全性を重視していることが明らかになった。

保育士の96.0%が「5年前より暑さが厳しい」対策と課題
勤続年数5年以上の常勤保育士100名を対象に行った保育園での熱中症対策に関する実態調査によると、96%が5年前に比べて夏の暑さが厳しくなったと回答し、82%の保育士が熱中症対策を強化していることがわかった。

教育現場の生成AI活用、教職員の6割超が前向き…実際の利用は4割未満
アルサーガパートナーズは2025年9月22日、全国の教職員を対象に実施した「教育現場における生成AIの活用実態に関する調査」の結果を公表した。61.9%がAI活用に前向きであるものの、実際の利用は37.2%にとどまった。

教職員定数の改善に予算要求、教員共働きのメリット…教育業界ニュースまとめ読み
先週(2025年9月16日~9月19日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。学校のWi-Fi環境の課題、教員共働きのメリット・デメリット、先生のホンネ・20年前の学校のほうがしんどかったことなどのニュースがあった。また、9月22日以降に開催されるイベントを4件紹介する。

学校のWi-Fi環境に課題あり、7割超…BUFFALO調査
ICT担当者の70.9%が現在学校で導入しているWi-Fiを「改善したい」と感じていることが2025年9月17日、パソコン周辺機器を手掛けるバッファローの調査結果から判明した。理由は「多台数接続時に通信が不安定」などがあがり、通信の安定性を求める声が多く寄せられた。

急増する学校へのサイバー攻撃、86%の学校で対策研修なし
Keeper Security APACは2025年9月12日、教育分野に特化したホワイトペーパー「学校におけるサイバーセキュリティ2025: 家庭と教育者のための安全なデジタル学習ガイド」を発表した。

調整授業時数制度の創設、教職員97%定時退勤できず…教育業界ニュースまとめ読み
先週(2025年9月8日~9月12日)公開された記事から、中高生の英語力向上も地域差浮き彫りに、ユネスコ世界ジオパークに「Mine秋吉台」認定へ、教職員97%定時退勤できずなどのニュースがあった。また、9月25日以降に開催されるイベントを11件紹介する。

中高生の英語力向上も、地域差浮き彫りに…旺文社まとめ
旺文社教育情報センターは2025年9月11日、文部科学省が公表した「2024年度 英語教育実施状況調査」の結果を整理・分析したレポートを発表した。中学3年生、高校3年生ともに国の目標に向けて着実に英語力が上昇している一方、自治体間の格差が依然として大きいことが明らかになった。

受験生に支持される大学とは…60校を徹底予想「塾大連携セミナー」10/2
東洋大学白山キャンパスでアロー教育総合研究所主催の「塾大連携セミナー」が2025年10月2日に開催される。代ゼミや元駿台の受験情報担当者が登壇し、2026年度大学入試の中盤情勢を分析し、60大学の当落を予想する。

日本の教育への投資は平均を下回る…OECD「図表で見る教育2025」公表
日本の高等教育の在学者1人あたりの公財政教育支出は、OECD平均の54%にとどまっていることが2025年9月9日、経済協力開発機構(OECD)が公表した報告書「図表で見る教育2025(Education at a Glance 2025)」より明らかになった。

教職員97%定時退勤できず、深刻な実態明らかに…全教調べ
全日本教職員組合(全教)は2025年9月8日、教職員の「時間外労働に関するアンケート」結果について記者会見を行った。調査の結果、教職員の94%が勤務時間開始前に何らかの業務を行い、97%が定時に帰れず校内で何らかの業務を行っているなど、全体的に非常に深刻な実態が明らかになった。

探究学習「テーマ決めが難しい」高校生の本音…現場から見える課題とは
スタディプラスのStudyplusトレンド研究所は、2025年7月25日から7月29日にかけて、学習管理アプリ「Studyplus」上で全国の高校生を対象に「探究学習に関するアンケート」を実施し、1,168名から回答を得た。