教育現場で日々奮闘されている先生へ。リシードは、現役の小学校教諭である松下隼司氏による連載「先生の事情とホンネ」を毎月掲載している。第6回のテーマは「小学校教師にとっての『学校の謎ルール』」。
東京都教育委員会は2025年8月5日、2025年度東京都公立学校教員採用選考における「大学3年生前倒し選考」の結果を公表した。受験者3,475人のうち、選考通過者は2,809人。選考通過率は80.8%で、前年度より2.2ポイント下降した。
大阪電気通信大学は、京都文教大学と教育・研究および社会貢献活動における包括的な協力関係を築くことを目的に、2025年7月28日に大学間連携協定を締結した。
兵庫県教育委員会は2025年8月5日、2026年度(令和8年度)兵庫県公立学校教員採用候補者選考試験の1次選考試験の実施状況を発表した。一般出願者は、受験者3,805人のうち、1,524人が1次試験に合格した。
東京都教育委員会は2025年7月31日、2026年度(令和8年度)都立小学校・中学校等の使用教科書の採択結果について、都立小学校の「家庭」で新たに東書を採択したと発表した。そのほかの教科については、法令に基づき2027年度または2028年度まで、引き続き2025年度と同一のものを使用する。
岡山大学は、岡山県真庭市と連携して「真庭サテライトキャンパス」を設置することを決定し、2025年7月30日に覚書を締結した。このキャンパスは、木材・林業・木造建築に関する教育・研究の拠点として機能する予定。
東京都教育庁が提供する生成AIサービス「都立AI」が、2025年6月25日に東京都庁で開催された「都庁DXアワード2025」のサービス部門で最優秀賞である「知事賞」を受賞した。
文部科学省は2025年7月31日の有識者会議において、2026年度(令和8年度)地域大学振興プラン(仮称)の策定に向けた議論の整理案を公表。地方の大学に、他大学と連携した科目の開設やオンライン授業科目の上限単位数の緩和など特例を設ける案を盛り込んだ。
2024年度に行われた全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の経年変化分析調査で2025年7月31日、小学校の国語と算数、中学校の国語と英語の平均スコアが低下していることがわかった。中学校英語を除くと、SES(家庭の社会経済的背景)が低い層のほうがスコア低下が著しい。
愛媛大学は2025年7月29日、2027年度愛媛大学教育学部入学者選抜における「地域教員希望枠入試の導入」について記者説明会を開催した。一般選抜(後期)を廃止し、総合型選抜I(地域教員希望枠)教育発達実践コース(特別支援教育サブコース、小学校教育サブコース)、初等中等教科コースを新設する。
岡山県教育委員会は2025年、民間企業や行政機関での経験をもつリーダーを対象に、公立学校長(任期付職員)の選考試験を実施する。教育現場に新しい視点をもたらし、地域社会の未来に貢献する意欲ある人材を求めている。
鎌倉女子大学は2025年8月1日、2029年度(令和11年度)から鎌倉大学(仮称)に名称を変更し、男女共学に移行すると発表した。学校法人鎌倉女子大学としては、併設する幼稚部・初等部・中等部・高等部、短期大学部初等教育学科通信教育課程に続く男女共学となる。
算数・数学、理科の平均正答率・スコアに大きな男女差がみられない一方、「得意」と考える割合は女子のほうが男子より少ないことが2025年7月31日、2025年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果から明らかになった。理数の勉強が「得意でない」と考える児童生徒の男女差は、学力上位層で顕著にみられた。
文部科学省のあべ俊子大臣は2025年8月1日、記者会見を行い、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の経年変化分析調査で、5教科のうち4教科でスコアの低下が見られたことを報告。学力低下の要因について今後、追加分析を行う予定とした。
先週(2025年7月28日~8月1日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。全国学力テスト・数学の図形証明は無解答率3割超、旺文社による2026年の大学入試動向分析&2025年一般選抜結果などのニュースがあった。また、8月4日以降に開催されるイベントを12件紹介する。
学校に寄せられる相談「夏休みに補習をしてほしい」について、クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、対応する際のポイントを聞いた。