神奈川県教育局は2025年7月25日、2025年度(令和7年度)公立小・中学校等と公立高等学校等(全日制・定時制)の児童・生徒数、学級数などの一覧を公表した。公立小学校の児童数は41万3,332人、公立中学校の生徒数は19万4,151人。児童生徒数は小中高ともに前年度より減少した。
公立小・中学校等の児童・生徒数、学級数、教職員数および公立高等学校(全日制・定時制)の生徒数、学級数一覧は、毎年5月1日現在で神奈川県が実施している調査結果をもとにまとめたもの。今回、2025年5月1日現在の神奈川県内各学校の児童・生徒数、学級数を取りまとめて公表した。
2025年度の公立小学校の児童数は、前年度より8,707人減の41万3,332人。各学年の児童数は、1学年が6万4,022人、2学年が6万6,521人、3学年が6万8,213人、4学年が7万1,053人、5学年が7万1,928人、6学年が7万1,595人。年々児童数は減少しており、1学年の児童数は6学年と比べて7,500人以上少ない。
公立小学校の学級数は、単式学級の1学年が2,147学級、2学年が2,201学級、3学年が2,262学級、4学年が2,344学級、5学年が2,384学級、6学年が2,392学級。さらに、複式学級が3学級、特別支援学級が3,993学級あり、合計で1万7,726学級。学級数は、前年度の1万7,608学級より118学級増加しており、特に特別学級が前年度比281学級増と大きく増加している。
公立中学校の生徒数は、前年度より1,577人減の19万4,151人。各学年の生徒数は、1学年が6万3,896人、2学年が6万4,206人、3学年が6万6,049人。学級数は、単式学級の1学年が1,755学級、2学年が1,772学級、3学年が1,815学級、複式学級が1学級、特別支援学級が1,455学級の合計6,798学級。全体で前年度より19学級増加した。
また、県内公立高校(全日制・別科含む)の生徒数は、1学年が男子1万9,741人、女子1万9,381人、2学年が男子1万9,410人、女子1万9,095人、3学年が男子1万9,551人、女子1万8,582人。男女を合計した生徒数は11万5,760人で、前年度より1,145人減少した。学級数は1学年が1,067学級、2学年が1,068学級、3学年が1,099学級の合計3,234学級。前年度より23学級減少した。
神奈川県Webサイトでは、小中高のほか、公立の義務教育学校、中等教育学校も含めた学校別・エリア別の児童生徒数、学級数などを一覧にまとめて公開。なお、神奈川県内各学校の教職員数については10月下旬に公表予定となっている。