生成AIを理解するために64%の人が「インターネット」を使って学んだことが2025年6月23日、NTTドコモ モバイル社会研究所の調査から明らかになった。2位は「テレビ」で46%、3位は「SNS」で28%。SNSは若年層ほど多く、特に男性10代では48%にのぼった。
この調査は、NTTドコモ モバイル社会研究所が2025年2月に実施した「生成AI利用意識・行動調査」に基づき、生成AIを学んだ方法について調べたもの。調査対象は、全国の15歳~69歳の男女7,527人。
生成AIを学んだ方法についての設問は、生成AIを「詳しく知っている(人に説明できるレベル)」「ある程度知っている」と回答した人(3,551人)を対象に複数回答で調査。全体では「インターネット」64%、「テレビ」46%、「SNS」28%の順に多く、インターネットが6割を超え最多となった。
性年代別で比較すると、若年層ほど「SNS」の割合が高い傾向がみられ、特に男性10代が48%でもっとも高いことがわかった。また、中高年層ほど「インターネット」「テレビ」の割合が高い傾向がみられ、「インターネット」は男性60代が78%、「テレビ」は女性60代が67%で最多となった。
職業別でみると、どの職業においても「インターネット」は高い割合を示しており、高校生および専門学校生・短大生・大学生・大学院生においては「テレビ」より「SNS」のほうが高いことがわかった。教職員は「職場内、学内の勉強会、教材」「本」「職場外、学外のセミナー、展示会」も高い割合となっていることから、さまざまな方法を利用して生成AIを学んでいることが明らかになった。