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秋田県教員採用試験、570人が志願…志願倍率2.6倍

 秋田県教育委員会は2025年5月22日、2026年度(令和8年度)秋田県公立学校教諭等採用候補者選考試験の志願状況を発表した。実習助手を除く志願者総数は570人。志願倍率は2.6倍となり、直近10年でもっとも少なかった前年度を0.1ポイント上回った。

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令和8年度秋田県公立学校教諭等採用候補者選考試験志願状況
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 秋田県教育委員会は2025年5月22日、2026年度(令和8年度)秋田県公立学校教諭等採用候補者選考試験の志願状況を発表した。実習助手を除く志願者総数は570人。志願倍率は2.6倍となり、直近10年でもっとも少なかった前年度を0.1ポイント上回った。

 2026年度秋田県公立学校教諭等採用候補者選考試験は、4月11日~5月9日まで出願を受け付けた。校種別の志願者数(志願倍率)は、小学校99人(1.2倍)、中学校185人(2.5倍)、高校178人(5.9倍)、特別支援学校43人(1.7倍)、養護教諭56人(7.0倍)で、計570人が志願した。このほか、社会人等特別選抜に9人、高等学校と特別支援学校の実習助手に14人が志願している。

 採用予定数218人に対し、実習助手を含む志願者数は584人。今回の試験から実施する「大学3年生チャレンジ選考」には158人が出願しており、総志願者数は742人となった。

 秋田県の直近10年間の志願倍率をみると、2017年度(平成29年度)の8.1倍をピークに年々減少。2026年度は2.6倍で、直近10年でもっとも低かった前年度を0.1ポイント上回ったものの、志願者数は2017年度(1,139人)と比べると約半数程度にとどまっている。

 今後、2026年度秋田県公立学校教諭等採用候補者選考試験は、1次試験を7月12日、1次試験の結果を8月6日に発表する。2次試験は8月30日~9月1日に実施し、最終合否結果を9月30日に発表する。

《川端珠紀》

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