旺文社教育情報センターは2025年3月31日、英語外部検定利用入試におけるスコア設定用「新CEFR対照表」の2025年3月版を公表した。2018年発表の文部科学省版CEFR対照表に変更を加え、旺文社版として独自に作成したもの。同時に発表した解説編では留意事項や注意点なども伝えている。
CEFR対照表は、大学が外部検定利用入試(外検入試)を設計するうえで必須となる指標。文部科学省が2018年3月に公表して以来、更新されていないため、旺文社教育情報センターは2024年に独自の「新CEFR対照表」を作成。今回2025年3月版として最新版を公表した。
2025年3月版「新CEFR対照表」では、各外検スコアのCEFRレベル閾値について前年版から変更はなかった。各外検の変更点、留意事項については、2025年4月から英検2級と準2級の間に新設級「準2級プラス」が導入されることを受け、2026年度入試から利用可能となるため現在準備中の入試要項に記載忘れのないよう改めて注意を促した。
また、TEAP CBTは2024年度で試験実施を終了(TEAPは継続)したが、外検入試で外検の有効期限を「2年度」としている大学については、その期限にあわせて入試要項に残しておく必要がある。GTECは2023年度からCEFR判定を出すスコア(閾値スコア)を変更し、B2以下のすべてのレベルでスコアが引き下げられたが、いまだに旧スコアを入試要項に記載されていると思われる大学も非常に多いため、正式なスコアを記載するよう見直しを促している。
そのほか、ほとんどの大学で利用でき、受験生の9割以上が利用している英検についても注意点を掲載。各大学の入試要項をみると記載が不十分なケースが多くみられることから、具体的な注意ポイントをあげて解説している。旺文社は、大学側は入試要項作成の際に改めて注意すべき点として確認してほしいとしている。受験生も外検入試を利用する際はよく確認してほしい。