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四條畷学園高、保護者向けオンライン相談「みらぴか」導入…教員の負担軽減も

 四條畷学園高等学校は2025年7月1日、保護者に寄り添い、生徒ひとりひとりの可能性を最大限に引き出すため、保護者向けオンライン相談サービス「みらぴか」を正式に導入した。教員が担ってきた相談の一部を専門家が対応することで、教員の負担軽減にもつながるという。

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 四條畷学園高等学校は2025年7月1日、保護者に寄り添い、生徒ひとりひとりの可能性を最大限に引き出すため、保護者向けオンライン相談サービス「みらぴか」を正式に導入した。教員が担ってきた相談の一部を専門家が対応することで、教員の負担軽減にもつながるという。

 「みらぴか」は、保護者が抱える子供の進路に関する悩みについて、国家資格をもつキャリアコンサルタントなどの専門家にオンラインで気軽に相談できるサービス。相談費用を学校が負担することで、保護者は無料で専門家に相談することができ、仕事で忙しい家庭も夜間や土日に相談ができるようになった。

 教員が担ってきた保護者からの多様な相談の一部を専門家が対応することで、教員の負担軽減にもつながり、働き方改革を推進しながら、より質の高い生徒指導に注力できるようになる。

 導入に先立ち、6月28日に保護者向け講演会を開催し、みらぴかの野村講師を招いて「子供の進路と奨学金」をテーマに講演を行った。進学準備やオンライン相談サービスに関する具体的な質問が多数寄せられるなど、好評を得た。すでに複数の相談予約も入っており、保護者のニーズの高さも実感。同校は今後も、保護者との連携を一層深めながら、生徒が安心して学び、未来へ羽ばたける環境づくりに尽力していくとしている。

 「みらぴか」は、保護者と学校をスムーズにつなぐ“第三の相談窓口”。キャリアコンサルタントなどの専門家が、保護者から寄せられる子供の進路に関する悩みに寄り添い、学校の先生をサポートする形で支援する。費用は学校側が負担し、保護者は無料でサービスを利用できる。サービスは学校と保護者の双方に寄り添う“共創型”の支援を目指している。

《吹野准》

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