兵庫県教育委員会は2024年9月19日、2025年度(令和7年度)兵庫県公立学校教員採用候補者選考試験の2次試験の結果を発表した。2次選考の合格者は、前年度比59人増の1,115人で、最終倍率は3.6倍となった。
2025年度兵庫県公立学校教員採用候補者選考試験は、1次試験の面接を6月15日、筆記試験を7月21日、2次試験を8月16日~27日の指定日で実施した。受験者総数は4,036人で、1次選考では2,078人が通過。2次選考の合格者は、前年度比59人増の1,115人となった。最終倍率は、前年度比0.4ポイント減の3.6倍。
校種別の合格者数は、小学校・特別支援学校468人、中学校・特別支援学校279人、高校241人、特別支援学校92人、養護教諭30人、栄養教諭5人。このうち、小学校では募集数を53人上回る合格者を出した。
一方、校種別の倍率は、小学校3.2倍(前年度3.8倍)、中学校3.3倍(同3.4倍)、高校4.4倍(同4.9倍)、特別支援学校2.8倍(同2.6倍)、養護教諭8.4倍(同12.3倍)、栄養教諭13.4倍(同16.4倍)で、特別支援学校以外の全校種で前年度より低下した。
合格者の女性比率は前年度比6.2ポイント増の57.8%。校種別の女性比率は、小学校・特別支援学校71.8%(前年度58.2%)、中学校・特別支援学校47.3%(同53.4%)、高等学校36.9%(同30.3%)、特別支援学校58.7%(同58.3%)、養護教諭100.0%(同100.0%)、栄養教諭60.0(同80.0%)となった。
また合格者1,115人のうち、過年度卒業者は724人、卒業見込者は391人で、過年度卒業者が合格者全体の64.9%(前年度69.3%)を占めた。