東京都教育委員会は2024年7月25日、地方教育行政の組織および運営に関する法律第21条第6号に基づき、2025年度に都立小学校、都立中学校および都立中等教育学校（前期課程）、都立特別支援学校（小学部・中学部）において使用する教科書の採択結果を公表した。
都立中学校および都立中等教育学校（前期課程）用教科書については、白鷗高等学校附属中学校、小石川中等教育学校（前期課程）、両国高等学校附属中学校、桜修館中等教育学校（前期課程）、立川国際中等教育学校（前期課程）、武蔵高等学校附属中学校、富士高等学校附属中学校、大泉高等学校附属中学校、南多摩中等教育学校（前期課程）、三鷹中等教育学校（前期課程）の採択一覧を公表。「国語」は光村図書出版、「英語」は東京書籍、「数学」は学校図書、「社会（歴史的分野）」は山川出版社、「理科」は新興出版社啓林館を採択した。
都立小学校の教科書については、法令に基づき、2024年度（令和6年度）から2027年度（令和9年度）まで同一の教科書を使用することになっているため、2024年度使用教科書と同一の教科書を採択した。
都立特別支援学校（小学部）用教科書の採択については、法令に基づき、2024年度から2027年度まで同一の教科書を使用することになっているため、2024年度使用教科書と同一の教科書を採択した。都立特別支援学校（中学部）用教科書は、視覚障害、聴覚障害、肢体不自由・病弱はともに「国語」が光村図書。「数学」は視覚障害が数研出版、聴覚障害と肢体不自由・病弱は学校図書。「英語」は視覚障害が教育出版、聴覚障害と肢体不自由・病弱は東京書籍を採択した。
文部科学省著作教科書の採択については、「特別支援学校用（小・中学部）教科書目録（2025年度使用）」（2024年4月文部科学省）に登載されているすべての教科書を採択した。また、学校教育法附則第9条第1項の規定による教科書（一般図書）の採択については、点字版一般図書、拡大版一般図書および「令和5～7年度（2023～2025年度）使用特別支援教育教科書調査研究資料」（2022年6月東京都教育委員会）に掲載しているすべての一般図書を採択した。
