教育業界ニュース

ChatGPTや生成系AI「教育機関DXシンポ」7/7

 国立情報学研究所および大学の情報環境のあり方検討会らは2023年7月7日、大学などのオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム第67回「教育機関DXシンポ」を開催する。参加無料。申込みはWebサイトから受け付ける。

イベント 教員
教育機関DXシンポ
  • 教育機関DXシンポ
  • 第67回「教育機関DXシンポ」
  • ChatGPT利用経験アンケート調査

 国立情報学研究所および大学の情報環境のあり方検討会らは2023年7月7日、大学などのオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム第67回「教育機関DXシンポ」を開催する。参加無料。申込みはWebサイトから受け付ける。

 教育機関DXシンポは、大学などにおける遠隔授業や教育DXなどに関する情報を共有することを目的に、2020年3月末より週1回から隔週のペースで開催しているサイバーシンポジウム。国立情報学研究所、大学の情報環境のあり方検討会、大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構が共催。これまで66回が開催され、デジタル変革に関するさまざまなテーマの講演が行われてきた。

 第67回となる今回は、生成系AI関連の講演を4講演予定している。このうち、京都大学大学院情報学研究科の湊真一教授は、「ChatGPTはなぜ計算が苦手なのか」をテーマに、アルゴリズムや計算量の観点から、ChatGPTがなぜ計算問題が苦手なのかを述べ、ChatGPTの能力の限界や、計算手順を理解するとはどういうことかについて解説する。

 国立情報学研究所情報学プリンシプル研究系の佐藤健教授は、「論理的推論と深層学習ベース自然言語処理の組み合わせによる判決推論」と題し、自然言語で書かれた事件描写から事実述語に抽出する方法を提案。このほか、「大学生の生成系AI活用実態と今後の展望」と題した講演などを実施予定。

 参加無料。申込みは、参加登録フォームから受け付ける。また、Webサイトでは過去のシンポジウムなどでも取り上げたChatGPTについて、経験談を集約することでその能力と限界を明らかにすることを目的としたアンケート調査を引き続き実施中。提供されたChatGPT3.5/4.0を使った経験談の内容は、現状の把握と今後の研究のために利用するとしている。

◆第67回教育機関DXシンポ
日時:2023年7月7日(金)10:30~
形式:オンライン
参加費:無料
申込方法:Webサイトより申し込む

《川端珠紀》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top