企業教育研究会はSalesforceの支援を受け、全国の高校向けに、DXを題材に探究の過程について学ぶ出張授業「お困りごと、解決しましょう!トレイルブレイザー部のITソリューション」を実施する。希望する高校は、Webサイトから申し込む。先着10校。授業は2023月1月末まで。 2022年度から高校の学習指導要領の改訂が段階的に進められ、その中でも特に注目されているキーワードに「探究」がある。企業教育研究会は、Salesforceの支援のもと、生徒がチームでITを活用して課題解決に取組み、DXについて実践的に学ぶ授業プログラムを開発。プログラムを通して、データやデジタル技術を活用し、社会の変化や人々の新たなニーズに応じた改革を起こす、DX人材の育成に貢献する。 開発したプログラムは、社会科・情報科・総合的な探究の時間に位置付けられる。授業ではSalesforceの社員とともに、ストーリーの中で起こった問題をITを駆使して解決していくアクティブ・ラーニング型で行う。探究学習における「課題の設定」「情報の収集」「整理・分析」「まとめ・表現」という一連の活動や社会変革との繋がりを意識し、高校生たちが「トレイルブレイザー」として課題を解決していく。トレイルブレイザーとは、世界の変革に道筋をつけ、各地域社会で変革をリードする人々のこと。 授業時間は50分が3コマ。原則、遠隔での実施を予定しているが、対面希望の場合はWebサイトの「お問い合わせ」より相談ができる。実施期間は、2023月1月31日まで。全国の高校から先着10校を募集する。申込みは、Webサイトから受け付けている。なお、自由が丘学園高等学校では、5月31日・6月7日の2週にわたり、報道機関の取材のために、先駆けて授業を実施する。