生命保険文化センターと日本損害保険協会は、2023年11月に締結した「保険教育に関する包括連携協定」に基づき、高校生をおもな対象としたカードゲーム教材「ソナソナ~備える者たちに幸あれ~」を共同作成した。さらに、この教材を活用した講師派遣(オンライン・オンデマンド可)も無料で実施している。
「ソナソナ」は、病気・ケガ、死亡、介護、事故や自然災害など、人生の中で起こりうるさまざまなリスクを認識し、どのように備えるべきかを学ぶための教材である。民間保険(生命保険・損害保険)や社会保険について学ぶことができ、1グループ2~7名で行うカードゲーム形式で、グループワークなどでの使用が可能だ。アクティブ・ラーニングに最適で、約40分のロングバージョンと約25分のショートバージョンがあり、授業のコマ数や時間にあわせた利用が可能である。
教材には、カードケース(縦135mm×横190mm×高さ40mm)の中に、イベントカード(60枚)、ボーナスカード(21枚)、安心カード(77枚/11種×各7枚)の3種類のカードが同封されている。カードのサイズは縦125mm×横73mmである。さらに、カードケース内にはマニュアル1部(B4)、ワークシート1部(A4)、プレイマット1枚(A2)が付属している。ケースを含めた総重量は約630gである。
また、教員用導入説明スライドおよび教員用導入説明動画を保存したCD-Rと教員用手引書(A4)を、上記のカードゲーム教材と共に学校へ送付する。
申込みは学校からのみ可能で、無料で提供される(送料も無料)。ただし、数に限りがあるため、1校につき6セットまでの提供とされている(1セットあたり2~7名でのプレイが可能)。
「ソナソナ」の詳細や申込方法については、生命保険文化センター高校担当に問い合わせてほしい。