NECとロジカ・エデュケーションは2022年1月11日、公教育における探究学習の推進に向けて協業し、「Online PBL Platform」と ロジカ式のPBL教材による探究学習の実証実験を開始したことを発表した。 両社は2020年からNECの教育クラウドプラットフォーム「Open Platform for Education」のプログラミング教材サービス分野で協業。公教育におけるプログラミング教育を推進してきた。今回、PBL(探究学習、課題解決型学習)教材の分野においても協業し、オンライン上でPBLを実施可能にするNECの「Online PBL Platform」を活用した探究学習コンテンツの充実を目指す。 近年、生徒が自ら課題を見つけ、さらにその課題を自ら解決する能力を身に付けることを目的としたPBLが注目を集め、2022年度からは高校でも「総合的な探究の時間」が始まる。教育現場からの「PBLの取組方法がわからない」という声や教育コンテンツのオンライン化を考慮し、両社はオンライン上でのPBL実施環境と豊富な探究テーマ・教材を一緒に提供し、授業準備にかかる教員の負担を大幅に軽減。国内におけるPBLの実施を強力に後押ししていく考え。 今後もNECとロジカ式は質の高い探究学習を実施できる環境を提供し、これからの時代を担う若者たちの育成に貢献していくとしている。