東京都教育委員会は2022年1月28日、オミクロン株の急激な感染拡大を踏まえ、リスクが高まる場面をまとめたリーフレットを作成した。「児童・生徒の感染リスクが高まる場面」はおもに5つの場面が想定されるという。 リーフレットによると、「児童・生徒の感染リスクが高まる場面」はおもに、「リスクが高い活動」「友達との会食・交流等」「マスクなしでの会話」「狭い空間での関わり」「管理が異なる居場所への切り替わり」の5つの場面に分けられるという。 「リスクが高い活動」とは具体的に、身体接触のある運動、道具の共有等や、飛沫感染のリスクの高い合唱等の活動等、他地区との交流(試合、合同発表会等)、換気が不十分な場所での活動等があげられる。 「友達との会食・交流等」とは、放課後の寄り道や休日の遊び(カラオケ、ファーストフード、友人宅等)、外泊(旅行や友人宅での宿泊等)、ジュースの回し飲みや、箸等の共用等。 「マスクなしでの会話」とは、部活動の試合等の応援、食事・着替え・身支度等をしながらのおしゃべり、混雑した水飲み場等での場面。 「狭い空間での関わり」とは、部室や更衣室の利用、混雑した昇降口・靴箱、クラブチームの活動等への複数家族での自家用車送迎等が考えられる。 「管理が異なる居場所への切り替わり」とは、放課後の居場所、アルバイト等があげられる。 オミクロン株の感染拡大が続く中、これらの「児童・生徒の感染リスクが高まる場面」を理解し、ひとりひとりができることからしっかりと対策していくことが求められる。