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教員の負担になりにくいICT活用…iTeachers TV

 iTeachers TVは2021年8月25日、浪速高等学校・中学校の下園晴紀先生による教育ICT実践プレゼンテーション「負担になりにくいICTの使い方」を公開した。ICTツール導入の決め手や実践事例、組織を巻き込むポイント等を伝える。

事例 ICT活用
iTeachers TV「負担になりにくいICTの使い方」
  • iTeachers TV「負担になりにくいICTの使い方」
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 iTeachers TVは2021年8月25日、浪速高等学校・中学校の下園晴紀先生による教育ICT実践プレゼンテーション「負担になりにくいICTの使い方」を公開した。ICTツール導入の決め手や実践事例、組織を巻き込むポイント等を伝える。

 iTeachers TVは、教育ICTを通じて「新しい学び」を提案する教育者チーム「iTeachers」による教育ICT情報番組。先生や生徒、教育関係者をゲストに招き、ICTを活用した「新しい学び」の実践や取組みをプレゼンテーション形式で紹介する。

 今回のゲストは、浪速高等学校・中学校の下園晴紀先生。「負担になりにくいICTの使い方」と題して、8月18日に前編(Vol.284)、8月25日に後編(Vol.285)を公開した。

 下園先生は、浪速高等学校・中学校ICT教育推進部長。2016年に「すらら」「Google Workspace for Education」をICTの基盤とし、利活用するためにChromebookを導入。1人1台環境、全館Wi-Fi、デジタル教科書、電子黒板等、校内のICT環境の構築に尽力。自らも「すらら」「Google Classroom」を利用した授業を実践している。

 前編では、浪速学院のICTの取組みの全体像に触れながら、よく聞かれるという「なぜ、Chromebookにしたのか?」「なぜ、すららを使っているのか?」という質問に答える形で、ICTツール導入の背景や決め手を説明。実際のエピソードや実体験を交えながら、導入時の課題やその解決方法を伝える。

 後編では、具体的にどのように教員を巻き込んでいったのか、実体験を紹介。他の教員にわかりやすいメリットを提示する方法やポイント、実際にやり始めてわかる成果についても話す。それぞれのツールを使った授業内容については、実際の生徒のようすも動画等で解説する。

 番組後半には「教育ICTなんでも3ミニッツ」コーナーを収録。前編では千葉県立市川工業高等学校の片岡伸一先生による「クラウドでWindows? Windows 365 Cloud PC」、後編では玉川大学の小酒井正和先生による「授業で使える!ツール活用講座」を紹介する。

 番組は、すべてiTeachersのYouTubeチャンネルで視聴できる。毎週水曜日の夜に「iTeachersTV~教育ICTの実践者たち~」シリーズの新作を公開している。これまでに285回の番組を配信しており、過去の番組も視聴できる。

◆iTeachers TV【Vol.284】浪速高等学校・中学校の下園晴紀先生
「負担になりにくいICTの使い方」前編


◆iTeachers TV【Vol.285】浪速高等学校・中学校の下園晴紀先生
「負担になりにくいICTの使い方」後編
《奥山直美》

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