東京科学大学始動、公立校の冷房設置率…先週の教育業界ニュースまとめ読み
先週(2024年9月30日~10月4日)公開された記事には、公立校教室の冷房設置率99.1%、東京科学大学「Science Tokyo」始動、上智大に初の女性学長誕生などのニュースがあった。また、10月7日以降に開催されるイベントを8件紹介する。
石川県の教員採用、最終倍率2.7倍…前年比0.3pt減
石川県教育委員会は2024年9月27日、2025年度(令和7年度)石川県公立学校教員採用候補者選考試験の結果を公表した。受験者数は前年度比78人減の858人で、このうち318人が採用候補者に内定した。今後、高校(福祉)では若干名を追加募集する。
長崎県の教員採用、492人合格…倍率は1.8倍
長崎県教育委員会は2024年10月4日、2025年度(令和7年度)長崎県公立学校教員採用選考試験の第2次選考結果を発表した。合格者数は、前年度比1人減の492人。最終倍率(受験者数/合格者数)は、前年度比0.1ポイント減の1.8倍であった。
仙台市の教員採用、251人が合格…最終倍率は3.8倍
仙台市教育委員会は2024年10月4日、2025年度(令和7年度)仙台市立学校教員採用選考の第2次選考結果を発表した。名簿登載者数は、前年度比47人増の251人。最終倍率(出願者数/名簿登載者数)は、前年度比1.1ポイント減の3.8倍となった。
85%の大学、メンタルヘルスに問題を抱える学生が増加…学長アンケート
「メンタルヘルスに問題を抱える学生が増えている」と学長が感じている大学は、85%にのぼることが、河合塾グループKEIアドバンスが2023年12月~2024年1月に実施した全国大学学長アンケートより明らかになった。
守口市、Teach For Japanと連携協定…多様な人材を教室へ
守口市教育委員会とTeach For Japanは2024年10月2日、持続可能な公教育の充実・発展の実現に向けた事業連携協定を締結した。民間との連携による多様な人材資源から、新たな公教育体系の構築を目指す。
留学促進へ「Global×Innovation人材育成フォーラム」中間まとめ
文部科学省は2024年10月1日、「Global×Innovation人材育成フォーラム」の中間まとめを発表した。留学生モビリティ促進のため、機会の提供、経済的支援、体制・環境整備、機運醸成という4つの視点から具体的内容をまとめている。
兵庫県の教員採用、中学校「技術」7人を追加募集
兵庫県教育委員会は2024年10月3日、2025年度(令和7年度)兵庫県公立学校教員採用候補者選考試験において、中学校「技術」を追加募集すると発表した。募集人数は7人。10月4日から23日まで出願を受け付ける。
宮城県、教員採用に465人が合格…最終倍率2.85倍
宮城県教育委員会は2024年9月27日、2025年度(令和7年度)宮城県公立学校教員採用候補者選考の第2次選考結果を発表した。合格者は小学校230人、中学校81人など、全体で前年度より85人減の465人。最終倍率は2.85倍となった。
神奈川県の公立小中学校、教員361人増加
神奈川県教育局は2024年10月2日、令和6年度(2024年度)公立小・中学校等の児童・生徒数、学級数、教職員数および公立高等学校(全日制・定時制)の生徒数、学級数一覧を公表した。7月26日に公表した児童・生徒数等に、今回新たに教職員数の調査結果を追記している。
千葉県内の留学生、過去最多1万5,940人…前年比1.4倍
千葉県は2024年9月30日、2024年度(令和6年度)千葉県内留学生数調査結果を公表した。県内の留学生総数は前年比約1.4倍の1万5,940人となり、コロナ流行前の2019年度を上回り過去最多となった。特にネパールとミャンマーからの留学生が急増している。
公立小中等の冷房設置率…普通教室99.1%、体育館等22.1%
全国の公立小中学校等の空調(冷房)設備設置率について、「普通教室」で99.1%、「特別教室」で68.7%、「体育館等」で22.1%であることが、文部科学省が2024年9月30日に公表した調査結果より明らかになった。
都立学校副校長マネジメント支援員を募集…締切10/8
東京都教育委員会は、都立学校副校長マネジメント支援員(会計年度任用職員)を募集している。勤務場所は大田区および青梅市の都立高等学校または特別支援学校。採用日は2024年11月1日(予定)。応募締切10月8日午後5時。
東京女子大×大阪女学院中高と高大連携協定
東京女子大学は2024年9月25日、大阪女学院中学校・高等学校との高大連携協定を締結した。中・高・大学教育の質的連携を通じて新たな人物養成と教育的可能性の開拓を目的としている。東京女子大学は今回で、13校目の高大連携協定になるという。
栃木県の教員採用…59人増の503人が最終合格
栃木県教育委員会は2024年9月27日、2025年度(令和7年度)栃木県公立学校新規採用教員選考試験の合格状況を発表した。最終合格者数は前年度比59人増の503人、最終受験倍率は前年度比0.5ポイント減の3.7倍となった。
山口県、教員採用試験に405人合格…最終倍率2.4倍
山口県教育委員会は2024年10月2日、2025年度(2024年度実施)山口県公立学校教員採用候補者選考試験の第2次試験の選考結果を発表した。採用候補者名簿の登載予定者は前年度比23人減の405人。最終倍率は、前年度比0.1ポイント増の2.4倍となった。

