教育業界ニュース
文部科学省は2023年3月22日、2023年度(令和5年度)国公立大学入学者選抜の第2次試験追試験個別学力検査等第1日目第1時限目(受験生個々についての第1時限目)の受験状況について発表した。
経済産業省は2023年3月15日、2022年度(令和4年度)「高等教育機関における共同講座創造支援事業費補助金」の公募を開始した。早期締切は4月4日、通常締切は5月10日。1事業あたり3,000万円(税別)を上限に補助を行う。
埼玉県公立高等学校入学者選抜の改善に向けて、埼玉県の入試改善検討会議は2023年3月20日、埼玉県教育委員会教育長に報告書を提出した。各高校の特色に応じた入学者選抜のあり方、中学3年間の多様な活動の評価等について協議結果をまとめ、報告した。
民間学童保育のための業界団体「一般社団法人民間学童保育協会」が2023年3月20日に設立した。4月20日には協会設立を記念したシンポジウムを会場・オンラインのハイブリッドで開催する。
長野県教育委員会とInspire Highは2023年3月20日、ICT活用促進および探究教育やキャリア教育の実践のため、連携協定を締結したことを発表した。世界とつながる探究的な学びを実践できるプログラムを、長野県内の高校と中学校において提供する。
埼玉県戸田市の中学校に少年が侵入して教員を切りつけた事件を受け、文部科学省は2023年3月17日、不審者の学校侵入防止対策の強化について各教育委員会等に事務連絡を出した。防犯カメラ等の設置を促進するため、2023年度から2025年度まで集中的に支援する。
日本私立大学連盟の理工系分野の教育研究推進プロジェクトは2023年3月20日、リーフレット「理工系人材の育成と環境整備に向けて-私立大学理工系分野の教育・研究環境整備に向けた提言(概要版)」を刊行した。私立大学理工系分野の現状や課題とともに提言をまとめている。
愛知県の大村秀章知事は2023年3月16日、保護者の休暇にあわせて子供も学校を休める「ラーケーションの日(校外学習活動の日)」を全国で初めて創設すると発表した。登校しなくても欠席とならず、年3日まで取得が可能。2023年度2学期以降順次、公立小中高校等に導入する。
群馬県教育委員会は2023年3月17日、2024年度採用の公立学校教員募集要項と大学等推薦特別選考実施要項を公開した。申込期間は、4月20日~5月19日午後11時59分まで。
宮崎県は2023年3月15日、2024年度宮崎県公立学校教員採用選考試験の実施要項や出願手続案内を公開した。宮崎県電子申請システムを利用して出願登録や書類データ配信を行い、願書は郵送で提出する。出願登録期間は、3月22日から5月8日(特別選考試験は4月20日)まで。
政府の教育未来創造会議が2023年3月17日に開かれ、第二次提言に向けた論点整理案を公表した。コロナ後の新たな留学生派遣・受入方策について、10年後の2033年までに日本人学生の海外留学者数50万人、外国人留学生の受入数40万人を目指す指標案を示した。
奈良県立教育研究所は、心理臨床経験または児童生徒を対象とした相談業務について1年以上の経験を有する者を対象に、電話教育相談員を募集する。募集人数は1名。申込締切は2023年3月27日必着。
保育研究プロジェクト「子ねくとラボ」を運営する明日香は、「保育現場」に関する調査内容を取りまとめた「【2023年】保育現場白書」を公開した。行事業務について保育士の約8割が「精神的負担」、約7割が「身体的負担」を実感していることが明らかとなった。
先週(2023年3月13日~17日)公開された記事や報道発表から、教育業界の動向を振り返る。文科省がマスク「着用求めない」通知、SSH指定校が内定、プロジェクター型電子黒板の活用事例等のニュースがあった。また、3月20日以降に開催されるイベントを5件紹介する。
富士通とお茶の水女子大学は2023年3月1日、「富士通・お茶の水女子大学AI倫理社会連携講座」を設置した。AIを活用したジェンダー平等施策を可能にする共同研究を行う。
東京都は2023年4月3日~17日の間、都内に在住または在勤で、地域で保育や子育て支援分野に従事することを希望する、または従事している人を対象に「2023年度東京都子育て支援員研修(第1期)地域保育コース」の受講生を募集する。定員1,250名。受講費無料。