
日米教育ハイレベル対話、視覚情報で記憶定着…教育業界ニュースまとめ読み
先週(2024年11月5日~11月9日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。共同研究中間評価・東大や京大S評価、日米教育ハイレベル政策対話、駿台・視覚情報で記憶定着などのニュースがあった。また、11月11日以降に開催されるイベントを9件紹介する。

鳥取県、外国語指導助手1名を募集…12/2まで
鳥取県教育委員会は、外国語指導助手(2025年度会計年度任用職員)の募集を公表した。任用期間は2025年7月28日から2026年7月27日。最大5年、期間が延長される可能性がある。応募受付は11月11日から12月2日まで。試験日は12月10日。

過去最多いじめや不登校の対応強化を…文科省通知
文部科学省は、2024年10月31日付の「2023年度(令和5年度)児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査結果」において、小中高のいじめの認知件数、重大事態、小中および高校の不登校が過去最多となったことを公表。猶予なき事態を受け、同日に各都道府県・指定都市教育委員会や学校設置者に対し、調査結果を踏まえた対応の充実を求める通知を発出した。

ドルトン東京学園校長&生徒が講演11/20…水曜サロン
ICT CONNECT21は2024年11月20日、第6期・第12回水曜サロン「子どもを『鋳型にはめない』教育の大切さ」をオンライン開催する。参加無料。申込締切は開催日当日の午後5時。11月18日まで事前質問も受け付ける。

公立学校の働き方改革、部活の地域移行100%など7指標…熊本
熊本県教育委員会は2024年11月5日、2024~2027年度を計画期間とする第2期「熊本県の公立学校における働き方改革推進プラン」改定を公表した。教職員のウェルビーイング向上とさらなる時間外在校等時間の縮減を基本目標に掲げ、7評価指標で目標値を示した。

ポッドキャストを活用した学び…iTeachers TV
iTeachers TVは2024年11月6日、西武学園文理高等学校の笠原諭先生による教育ICT実践プレゼンテーション「学びの可能性を広げるポッドキャスト」を公開した。音声メディア「ポッドキャスト」を活用した学びの可能性や実践例を紹介する。

視覚情報で記憶定着…駿台、高校向け新学習ツール
駿河台学園は2024年11月6日、Diversity Studyの協力のもと、日本国内の高等学校向けに「駿台ビジュアル記憶シリーズ」の提供を開始すると発表した。同コンテンツは、文字情報に加え、視覚情報を活用することで、効率的に記憶を定着させることを目的とした新しい学習コンテンツ。

中高教員対象、ストレスを乗り越える「手帳の活用」11/29
河合塾とNOLTYプランナーズは、中学・高校の教員を対象としたオンラインセミナー「データから見るストレスの乗り越え方~成長が実感できる手帳の活用~」を2024年11月29日に開催する。ストレスを軽減させるために有効とされる「手帳活用」の可能性について伝える。参加費無料。

長崎県、公立学校教員採用試験…高校水産科教諭を募集
長崎県教育庁は2024年11月1日、2025年度(令和7年度)長崎県公立学校教員採用特別選考試験「高等学校水産科教諭」の実施要項を公表した。実習船指導教員1名を募集する。出願期間11月8日から12月11日まで。試験日は12月15日。

公立校の導入率…コミュニティ・スクール58.7%、地域学校協働本部63.9%
文部科学省は2024年11月5日、2024年度(令和6年度)のコミュニティ・スクールと地域学校協働活動の実施状況調査の結果を公表した。全国の公立学校のうち、コミュニティ・スクールと地域学校協働本部を一体的に整備している学校は、前年度比2,140校増の1万5,626校で、整備率は45.5%であった。

埼玉県の教員採用、民間企業経験者特別選考12/14
埼玉県は2024年12月14日、2025年度(令和7年度)埼玉県公立学校教員採用選考試験における民間企業経験者特別選考を実施する。対象は「高等学校・英語」「中学校・技術」教員を志す人。教員免許状がなくても受験可能。出願は12月9日まで電子申請にて受け付ける。

岡山大×公立学校共済組合、教職員のウェルビーイング推進協定
岡山大学と公立学校共済組合は2024年10月11日、「教職員のウェルビーイング推進に関する協定」を締結した。教職員自身の心身の健康づくりなどメンタルヘルスの向上を通じて、子供たちの豊かな教育環境の提供へと繋げていく。

文科省、日米教育ハイレベル政策対話…学生交流など
文部科学省は2024年10月28日、東京において、米国国務省と「第2回日米教育における協力覚書に基づく政策対話」を開催した。日米における近年の政策・取組みに関する紹介および意見交換を実施し、学生交流の拡大など共同声明をとりまとめた。

不登校・いじめ過去最多、小中の耐震化率99.9%…教育業界ニュースまとめ読み
先週(2024年10月28日~11月1日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。いじめ・重大事態・不登校が過去最多、学校インターネット接続に地域差、公立小中学校の耐震化率99.9%などのニュースがあった。また、11月12日以降に開催されるイベントを7件紹介する。

小中高、いじめ・重大事態・不登校が過去最多に…文科省調査
2023年度の小中高などにおけるいじめの認知件数が73万2,568件と過去最多となったことが2024年10月31日、文部科学省が公表した「2023年度(令和5年度)児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」で明らかになった。いじめの重大事態、不登校も過去最多を更新している。

学校ICT実態調査、インターネット接続状況など地域差…文科省
文部科学省は2024年10月31日、2023年度(令和5年度)学校における教育の情報化の実態等に関する調査結果(確定値)を発表した。コンピュータの整備やインターネット環境など前年度より向上した一方、インターネット接続状況や統合型校務支援システム整備率などで地域差が大きくみられた。