iPad用手書きアプリで使用するPDF形式の教師手帳「Digital Teacher's Planner(デジタルティーチャーズプランナー)」が、2025年で7年目を迎え、累計2万人以上の教員に利用されている。Goodnotesなどのアプリに読み込んで使用する次世代のデジタル教師手帳として定着している。
同製品は、カレンダーのみのSimple版と、授業計画や名簿による生徒管理、座席表、校務別スケジュール管理ページなども含むPro版の2商品を展開。カラーはホワイトとブラックの2色を用意している。
紙の教師手帳同様に、週間カレンダーと日間カレンダー部分は時間割形式になっており、週案の作成がしやすい設計となっている。
Pro版では、スケジュール管理のほか、授業計画や名簿、座席表、児童・生徒個人記録表、校務別スケジュール、会議ノートなどが用意されている。紙の手帳では管理しきれなかったところまでiPadにまとめることができるため、情報の一元化ができ作業効率もアップする。
Simple版は約600ページ、Pro版は約5,800ページにもおよぶ内容となっているものの、各ページにはリンクボタンが設置されており、簡単にページ移動ができるようになっている。
Goodnotesなどの手書きアプリに読み込んで使用することで、PDF上に手書きで記入することができ、紙の手帳からの移行がしやすいのが特徴だ。
Goodnotesなどの一部アプリでは、ブックマークのほか手書き文字の検索なども可能なため、アナログとデジタルのメリットを享受することができる。
画像の貼り付けも可能なため、年度末に近づくにつれて分厚くなっていく紙の手帳とは対照的に、常に重さの変わらないスマートな運用が可能だ。
Simple版は980円(税込)、Pro版は1,680円(税込)で販売している。無料サンプルの配布も行っており、差額のみでSimple版からPro版へアップグレードできるサービスも用意している。ただし、データの引き継ぎは非対応となっている。









