LoiLoは2026年5月22日、東京書籍と連携し、授業支援アプリ「ロイロノート・スクール」の学習ポートフォリオ「ロイログ」で使用できる教科書準拠コンテンツの配信開始を発表した。小学校算数(3~6年生)・中学校理科(1~3年生)に対応し、東京書籍の教育資料・教育情報配信サイト「東書Eネット」から無償でダウンロードできる。
GIGAスクール構想以降、デジタル端末を活用した学習が全国に広がり、ノートやプリント、振り返りなど、多様な学習記録をデジタル上に蓄積できるようになった。一方で、学習データが複数の場所に分散しやすく、子供たちが単元全体を見通したり、前学年までの学びを振り返って生かしたりすることが難しいという声も聞かれる。
こうした課題を解決する手立てとして、LoiLoは「ロイロノート・スクール」において学習ポートフォリオ「ロイログ」を提供している。「ロイログ」を授業でより活用しやすくするためには、単元ごとに、児童・生徒が「何を学び、何を身に付けるのか」を示す指針が必要だが、その準備を教員が一から行うことは負担が大きい実情にある。
そこで今回、東京書籍が教科書の単元構成に沿った「ロイログ」コンテンツを作成した。これにより、児童・生徒は学習の見通しをもち、自分の理解度を確認しながら復習できる環境を整えられる。コンテンツは誰でも無償で利用できる。
今回の取組みによる児童・生徒のメリットは「学びが1か所にまとまり、単元や学年をまたいだ振り返りがしやすくなる」「自分のつまずきや学習傾向に気付きやすくなる」「学んだことを自分の言葉でまとめることで、オリジナルの参考書になる」などがあげられる。
教員のメリットとしては「子供の学習履歴が整理され、指導の個別最適化がしやすくなる」「成長の過程を可視化でき、面談や評価の場で根拠をもって伝えられる」「前年度の教材・データを再利用でき、業務効率化につながる」などがあるという。
東京書籍が作成した「ロイログ」の教科書準拠コンテンツ「単元カード(理解度チェックシート付き)」は無償で提供。「単元カード」を活用することで、児童・生徒と教員が単元で身に付けるべき内容を共有し、自己学習の指針として活用できる。
「単元カード」は、単元ごとのさまざまな学習記録(ノート・プリント・発表資料・振り返りなど)をロイロノート上で1つにまとめられるカード。左側に東京書籍の教科書準拠の「単元の目標」と「理解度チェックシート」を配置し、児童・生徒と教員が単元で身に付けるべき内容を共有できる。右側には「まなびのきろく」として単元ごとの学習データを整理・蓄積できる。
「単元カード」に含まれる「理解度チェックシート」は、単元の理解度確認や復習に活用できる。東京書籍のデジタルドリル「タブドリLive!」およびデジタルコンテンツ集「みんなにもっとNIMOT!」へのリンクも付いている。なお、「タブドリLive!」「みんなにもっとNIMOT!」の利用には、別途ライセンスの購入が必要となる。
コンテンツは「東書Eネット」から無償でダウンロードできる。初回は各教科・学年の1学期配当単元のみの公開で、2学期以降の単元についても順次公開する予定。利用は学校の授業や教材研究の範囲内に限られ、ほかの目的での利用には別途東京書籍の許諾が必要となる。
配信開始を記念し、6月4日には「ロイログ」の活用法や実践事例を紹介する「教科書と広がる学びのポートフォリオ『ロイログ』リリースイベント」を開催する。参加無料。申込締切は6月3日正午。Webサイトから受け付ける。
◆教科書と広がる学びのポートフォリオ「ロイログ」リリースイベント
日時:2026年6月4日(木)15:45~16:45
形式:オンライン
参加費:無料
申込締切:2026年6月3日(水)12:00
申込方法:Webサイトから受け付ける










