文部科学省と国立教育政策研究所は2026年1月、2026年度(令和8年度)全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)のCBT実施に向け、特別な配慮を必要とする生徒のための「中学校英語」CBTサンプル問題を公表した。拡大文字、ルビ振り、スクリプト表示の問題と正答例を示している。
2026年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の実施基準日は4月23日。対象教科は、小学校が国語・算数、中学校が国語・数学・英語。中学校英語は、4月20日以降に分散してCBT形式で実施する。
文部科学省と国立教育政策研究所では、生徒や教師が端末を用いたCBT調査を円滑に実施できるよう、2025年10月に中学校英語の通常版サンプル問題を公開。今回、新たに特別な配慮を必要とする生徒のためのサンプル問題を公開した。問題は、通常版サンプルと同様の内容となる。
特別な配慮を必要とする生徒のための問題は、「拡大文字版」「ルビ版」「スクリプト版」の3種類。拡大文字、ルビ振り、スクリプト表示にそれぞれ対応した正答例とセットで公開している。
「拡大文字版」は、視覚障害のある生徒が調査問題に取り組むことができるよう、通常版より文字を大きく、字間や行間などにも配慮して設定している。「ルビ版」は、日本語指導が必要な生徒などのため、すべての漢字にふりがなを付けて表示。「スクリプト版」(「話すこと」のみ)は、聴覚障害のある生徒向けに問題音声の内容が画面上に文字として表示される配慮がなされている。
配慮版の「中学校英語」CBT問題は、従来と同様、各学校の判断により、生徒の障害の種類や程度に応じて利用することができる。
今後、2月の事前検証では、今回と2025年10月に公開した「中学校英語」CBTサンプル問題のうち、「書くこと」「話すこと」それぞれ1問のみを抜粋した検証用問題を実施する予定。









